TEAM DETAILS ウルフドッグス名古屋

INFORMATION

略称
WD名古屋
ホームタウン
愛知県稲沢市
ホームアリーナ
エントリオ
創設
1961年
最近の成績
2019-20シーズン DIVISION1 7位(10勝17敗)
2020-21シーズン DIVISION1 3位/レギュラーシーズン3位(26勝8敗)
2021-22シーズン DIVISION1 準優勝/レギュラーシーズン1位(27勝9敗)
2022-23シーズン DIVISION1 優勝/レギュラーシーズン1位(26勝10敗)
2023-24シーズン DIVISION1 5位/レギュラーシーズン3位(24勝12敗)
公式SNS

1961年に名古屋ゴム(現・豊田合成)社内のバレーボール愛好家が集まって9人制バレー部を創部したのが始まりで、その後6人制となり現在に至る。

1998年にVリーグに昇格し、V1リーグ降格も味わったが、2012年のぎふ清流国体でチーム初の全国優勝。翌年の国体でも優勝し、2連覇を達成する。2014-15シーズンに過去最高となる3位に入り、翌2015-16シーズンに念願の初優勝を果たす。

2022-23シーズンから、イタリアのスーパーリーグでHC(ヘッドコーチ)として、石川祐希や西田有志とともに戦ったヴァレリオ バルドヴィンが監督に就任。

選手経験がないものの、バレーボール指導を学び、指導者としてのキャリアを歩んできた指揮官は、「常に成長し続ける」という考えをチームに植え付け、7シーズンぶり2度目の優勝を勝ち取った。日本代表に選出された主力4人を外して臨んだ黒鷲旗でも優勝を決め、チーム力の高さを見せた。

連覇を目指した昨シーズンは、レギュラーラウンドを3位で通過したが、ファイナルでは大事な場面で1点が遠く、5位に終わる。シーズン終了後に、長年チームを支えたバルトシュ クレクや、小川智大、永露元稀ら中心選手が退団した。

今シーズンはその穴を埋めるべく、ニミル アブデルアジズ、深津英臣など錚々たるメンバーが新たに加わった。オランダ代表のキャプテンを務めるニミル アブデルアジズは、直近のネーションリーグで3年連続ベストサーバー、2年連続ベストスコアラーを受賞するなど、その得点力が期待される。

また、津貴之ファーストコーチの弟でもある深津英臣は、長年日本代表のセッターとして活躍し、その経験を活かした華麗なトスワークで、地元愛知に勝利を呼び寄せる。

また、東京五輪代表に選出され、2022-23シーズンにベスト6を受賞したアウトサイドヒッターの高梨健太、中国代表で昨シーズンブロック決定本数2位に輝いた王東宸らが名を連ねる。強さを追求し、勢いを加速させ、アグレッシブかつ知性に溢れたプレーで王座奪還を目指す。

TEXT:長瀬竜征(PLANTONE)

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