TEAM DETAILS
ウルフドッグス名古屋
INFORMATION
1961年に名古屋ゴム(現・豊田合成)社内のバレーボール愛好家が集まって9人制バレー部を創部したのが始まりで、その後6人制となり現在に至る。
1998年にVリーグに昇格し、V1リーグ降格も味わったが、2012年のぎふ清流国体でチーム初の全国優勝。翌年の国体でも優勝し、2連覇を達成する。2014-15シーズンに過去最高となる3位に入り、翌2015-16シーズンに念願の初優勝を果たす。
2022-23シーズンから、イタリアのスーパーリーグでHC(ヘッドコーチ)として、石川祐希や西田有志とともに戦ったヴァレリオ バルドヴィンが監督に就任。
選手経験がないものの、バレーボール指導を学び、指導者としてのキャリアを歩んできた指揮官は、「常に成長し続ける」という考えをチームに植え付け、7シーズンぶり2度目の優勝を勝ち取った。日本代表に選出された主力4人を外して臨んだ黒鷲旗でも優勝を決め、チーム力の高さを見せた。
連覇を目指した昨シーズンは、レギュラーラウンドを3位で通過したが、ファイナルでは大事な場面で1点が遠く、5位に終わる。シーズン終了後に、長年チームを支えたバルトシュ クレクや、小川智大、永露元稀ら中心選手が退団した。
今シーズンはその穴を埋めるべく、ニミル アブデルアジズ、深津英臣など錚々たるメンバーが新たに加わった。オランダ代表のキャプテンを務めるニミル アブデルアジズは、直近のネーションリーグで3年連続ベストサーバー、2年連続ベストスコアラーを受賞するなど、その得点力が期待される。
また、津貴之ファーストコーチの弟でもある深津英臣は、長年日本代表のセッターとして活躍し、その経験を活かした華麗なトスワークで、地元愛知に勝利を呼び寄せる。
また、東京五輪代表に選出され、2022-23シーズンにベスト6を受賞したアウトサイドヒッターの高梨健太、中国代表で昨シーズンブロック決定本数2位に輝いた王東宸らが名を連ねる。強さを追求し、勢いを加速させ、アグレッシブかつ知性に溢れたプレーで王座奪還を目指す。
TEXT:長瀬竜征(PLANTONE)
MOVIE
PLAYERS
山田 脩造
SHUZO YAMADA
近 裕崇
HIROTAKA KON
王 東宸
DONGCHEN WANG
高梨 健太
KENTA TAKANASHI
傳田 亮太
RYOTA DENDA
水町 泰杜
TAITO MIZUMACHI
小山 貴稀
TAKAKI KOYAMA
市川 健太
KENTA ICHIKAWA
上林 直澄
NAOZUMI KAMBAYASHI
高橋 良
RYO TAKAHASHI
山崎 彰都
AKITO YAMAZAKI
ニミル アブデルアジズ
NIMIR ABDEL-AZIZ
ティネ ウルナウト
TINE URNAUT
深津 英臣
HIDEOMI FUKATSU
渡辺 俊介
SHUNSUKE WATANABE
リヴァン ヌルムルキ
RIVAN NURMULKI