サントリーサンバーズ大阪
プロフィール
- 呼称
- サントリー
- ホームタウン
- 大阪府大阪市
- ホームアリーナ
- Asue アリーナ大阪
- 創設
- 1973年
- 成績
- 2020-21シーズン Vリーグ DIVISION1 優勝/レギュラーラウンド1位(31勝3敗)
2021-22シーズン Vリーグ DIVISION1 優勝/レギュラーラウンド2位(27勝9敗)
2022-23シーズン Vリーグ DIVISION1 準優勝/レギュラーラウンド2位(25勝11敗)
2023-24シーズン Vリーグ DIVISION1 優勝/レギュラーラウンド2位(30勝6敗)
2024-25シーズン SVリーグ 優勝/レギュラーシーズン2位(36勝8敗)
- 公式SNS





















日本、ひいては世界的なエースアタッカーの髙橋藍を招き入れた2024-25シーズンはレギュラーシーズン優勝こそ逃したものの、チャンピオンシップでは激闘に次ぐ激闘を制して『SVリーグ初代王者』に輝いた。
なお、昨年末には令和6年度天皇杯全日本バレーボール選手権大会も制覇しており、国内2冠を達成。満点といえるシーズンとなった。
かといって、強化の手を緩めることはせず、今季に向けてはさらなる強力補強を敢行。セッターには日本代表で絶対的な司令塔として君臨してきた関田誠大を、さらには国内リーグにおいて3度のサーブレシーブ賞と、ベストリベロ賞に輝いている小川智大が新たに移籍加入を果たした。
その2人と今季はキャプテンを務める髙橋藍、そしてミドルブロッカーの小野寺太志とその陣容はさながら日本代表。もちろん、これまでチームに在籍してきた面々もリーグ優勝に貢献してきたことは確かで、その実力は言わずもがな。
エースのデアルマス アライン、リベロの藤中颯志、リリーフサーバーとして剛腕をうならせる甲斐孝太郎などはコートに立てば活躍必至である。
そして、在籍8シーズン目を数える身長218cmの大砲、ドミトリー・ムセルスキーは今なお健在。直近3度のリーグ制覇における立役者であり、今季も圧倒的なパフォーマンスをぶつける。
そのムセルスキーとロシア代表でチームメートだった、アウトサイドヒッターのイゴール・クリュカが今季の新外国籍選手として加わった。
近年は国際情勢の影響からロシア自体が代表、クラブともに国際大会に参加することができておらず、そのプレー姿を目にする機会は限られてきたが、身長209cmの高さを活かしたアタックと安定感抜群のレシーブ力は、今なお世界トップクラス。何よりサントリーにムセルスキーがいることは、精神的にも好影響を与えるだろう。
充実の戦力を有してリーグ連覇へ。視界は良好と言ってもはばかれない。
TEXT:坂口功将