TEAM DETAILS
日本製鉄堺ブレイザーズ
INFORMATION
1967年に日本リーグ初代チャンピオンに輝くなど、リーグ優勝17回という輝かしい戦績を誇り、これまで日本代表に数多くの選手や監督を輩出してきた。
近年は2012年を最後に優勝から遠ざかっていたが、2021年の天皇杯では準優勝。ファイナルセットでもデュースに持ち込み優勝まで、あと一歩のところまで来た。着実に力をつけ、2022-23シーズンは4位に入るなど、8シーズンぶりのベスト4に進出。ファイナル4では4位となったが、成長を感じたシーズンになった。
昨シーズンは開幕から4連勝とスタートダッシュに成功するも、上位チームとの力の差を埋めることができず、競った試合で勝ち切ることの難しさを感じた。
今年6月には、10シーズンに渡ってブレイザーズを支え、2度のリーグ優勝に貢献した北島武が監督に就任。日本代表や、長期活躍選手としてVリーグ栄誉賞を受賞するなど華やかな経歴を持つ。
今年のネーションズリーグで主力としてプレーしたアルゼンチン代表のルチアーノ パロンスキーが新たに加わった。アウトサイドヒッターとして、圧倒的なスキルを持つ熱い男はチームに勢いをつける。
また昨シーズン、リーグ3位の763得点を挙げ、フェアプレー賞にも輝くなど飛躍を遂げたシャロン バーノンエバンズからも目が離せない。最高到達点382cmの高さから放たれる鋭いスパイクは多くのブロックを破壊した。
他にも、高いジャンプ力と素早い動き、粘り強く腕を出すブロックで活躍し、日本代表に選出された渡辺晃瑠や、キャプテンを務め、セッターとしても司令塔の役割を果たした山口頌平らが名を連ねる。昨シーズンからコーチを兼任し、前人未到の通算500試合出場を果たした大ベテランの松本慶彦もブレイザーズに欠かせない存在だ。
今シーズンは「Challenge to change」というスローガンのもと、選手・スタッフ・フロント全員で変革に挑戦し、やり抜く覚悟を持ち、12シーズンぶりの優勝を掴み取る。
TEXT:田中夕子
PLAYERS
松本 慶彦
YOSHIHIKO MATSUMOTO
安井 恒介
KOSUKE YASUI
髙野 直哉
NAOYA TAKANO
堀江 友裕
TOMOHIRO HORIE
森 愛樹
AIKI MORI
秋間 直人
NAOTO AKIMA
渡邉 晃瑠
COLE WATANABE
重留 日向
HYUGA SHIGETOME
シャロン バーノンエバンズ
SHARONE VERNON EVANS
山口 頌平
SHOHEI YAMAGUCHI
上村 琉乃介
RYUNOSUKE KAMIMURA
竹元 裕太郎
YUTARO TAKEMOTO
鵜野 幸也
YUKIYA UNO
ルチアーノ パロンスキー
LUCIANO PALONSKY
ツァイ ペイチャン
TSAI PEI CHANG
江藤 巧
TAKUMI ETO