コースの特徴
序盤は軽いアップダウン、中盤は難関山岳、そして終盤は下り基調の平坦。やたらと奇妙なプロファイルのコースを制するためには、リズムの変化に対応し、登りにとびきり強く、平地での走行能力に長け、もしもの時にはど平坦スプリントも打てる……そんなオールラウンダーでなければならない。
大会史上初登場のカマルゴから、一行はスタートを切ると、しばらくは海抜の低い土地を突き進む。ただし、決して、平地というわけではない。スタート直後から細かい起伏が延々と繰り返される。逃げの形成を助けると共に、知らず知らずのうちに選手たちの脚を痛めつける。
スタートから70km、いよいよ道は完全なる登りに転じる。しかも、そこから、延々50km以上もかけて、海抜26mから標高1603mまで一気に上昇しなくてはならない!
正式には全長22.4km、平均勾配5.5%、最大11%の山道を上り詰めて、1級山岳サン・グロリオの山頂へとたどり着く。同時に今区間の難関は早くも終了。その後フィニッシュまでの残り約64kmは、下りとごくわずかな起伏を経つつ、リアニョ自然公園の山と湖の風景を堪能しつつ、ほぼひたすら下り基調の平坦路が続く。
ラスト5kmは完全なる平地。2016年と2018年の過去2大会で区間スタート地を受け入れたシスティエルナが、初めてステージの勝負を見届ける。
文:宮本あさか
Difference in height
高低差図
Time schedule
タイムスケジュール
距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
40km/h | 38km/h | 36km/h | 40km/h | 38km/h | 36km/h | ||
0km地点 | スタート地点 | 12:30 | 12:30 | 12:30 | 19:30 | 19:30 | 19:30 |
125.8km地点 | 1級山岳 | 15:38 | 15:48 | 15:59 | 22:38 | 22:48 | 22:59 |
168km地点 | 中間SP | 16:42 | 16:55 | 17:10 | 23:42 | 23:55 | 00:10 |
190km地点 | ゴール地点 | 17:15 | 17:30 | 17:46 | 00:15 | 00:30 | 00:46 |