ブエルタ・ア・エスパーニャ2022
RULE
ルール
ブエルタのルール
総合タイム首位(ティエンポス)/マイヨ・ロホ
各ステージ終了後、初日から当日までの総合タイムトップの選手が、総合首位として毎日表彰を受ける。 また全21ステージを通しての総計首位選手がブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝に輝く。この総合リーダーに授与されるのが、赤色のリーダージャージだ。
ポイント賞(プントス)/マイヨ・ベルデ
キング・オブ・スプリンターを決める賞。チーム・個人タイムトライアル(第1・10ステージ)を除く各ステージ途中に設けられる中間スプリントポイントと、フィニッシュに設けられるステージポイントを最も多く獲得した選手に与えられる。 そしてこのポイント賞リーダーに授与されるのが緑色のジャージだ。
中間スプリントポイント(上位通過者5名) | |
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20、17、15、13、10ポイント | |
ステージポイント | |
平坦ステージ(2、3、13、16、21ステージ) 上位フィニッシュ15名 |
50、30、20、18、16、14、12、10、8、7、6、5、4、3、2ポイント |
中級山岳ステージ(4、5、7、11、17、19ステージ) 上位フィニッシュ15名 |
30、25、22、19、17、15、13、11、9、7、6、5、4、3、2ポイント |
山岳ステージ(6、8、9、12、14、15、18、20ステージ)と個人タイムトライアルステージ(10ステージ) 上位フィニッシュ15名 |
20、17、15、13、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1ポイント |
山岳賞(モンターニャ)/マイヨ・ルナレス・アスーレス
山岳王を決定する賞。各峠の頂上に設定された山岳ポイントの合計で争われる。 山岳ポイントのカテゴリーはポイントの多いほうから超級アルベルト・フェルナンデス賞(第15ステージフィニッシュ:上位6人に20、15、10、6、4、2pt)・1級(上位5人に10、6、4、2、1pt)・2級(上位3人に5、3、1pt)・3級(上位3人に3、2、1pt)・4級(上位2人に2、1pt)と5段階。そしてこの山岳賞リーダーに授与されるのが、白地に青玉があしらわれたジャージだ。
新人賞(メホル・ホベン)/マイヨ・ブランコ
かつて存在した複合賞(マイヨ・コンビナーダ)は廃止され、2019年大会から新人賞ジャージが導入された。1997年1月1日より後に生まれた選手の中から、総合順位の最も高い選手に与えられる。新人賞リーダーには純白のジャージが与えられる。
チーム総合順位
各チームの各ステージ上位3選手のタイムを総計することで、チーム総合順位が決定される。総合首位チームには赤いゼッケンが与えられる。
敢闘賞
チーム・個人タイムトライアル(第1・10ステージ)を除く各ステージで、最も健闘した選手が選出される。 まずは敢闘賞審査団が3選手をノミネート。その後ファンによるインターネット&電話投票によって、最も得票の多かった選手が受賞者となる。 敢闘賞受賞者は翌ステージに黄色のゼッケンをつけて出走する。またブエルタ最終日には、審査団により、大会を通しての敢闘賞選手「スーペルコンバティボ」が指名される。
ボーナスタイム
チーム・個人タイムトライアル(第1・10ステージ)を除く各ステージのフィニッシュ地点で、上位3名にボーナスタイムが与えられる。またステージにより中間ポイント、もしくは指定の山岳ポイントでも、上位通過者3名にボーナスタイムが配分される。
●ステージボーナスタイム:10、6、4秒
●中間ポイント、もしくは山岳ポイントでのボーナスタイム:3、2、1、
●ボーナスタイムのつく中間スプリント:第2、3、7、11、12、13、16、17、19、21ステージ
●ボーナスタイムのつく山岳ポイント:第4(Puerto de Herrera)、5(Alto del Vivero、2回目通過時)、6(Collada de Brenes)、8(Puerto de Tenebreo)、9(La Campa)、14(Puerto de Los Villares)、15(Alto del Purche)、18(Alto de Piornal、1回目通過時)、20(Puerto de la Morcuera)ステージ
歴代優勝者
- 第1回
- 1935年 フスターフ・デロール
- 第2回
- 1936年 フスターフ・デロール
- 第3回
- 1941年 フリアン・ベレンデーロ
- 第4回
- 1942年 フリアン・ベレンデーロ
- 第5回
- 1945年 デリオ・ロドリゲス
- 第6回
- 1946年 ダルマシオ・ランガリカ
- 第7回
- 1947年 エドワード・ファン・ダイク
- 第8回
- 1948年 ベルナルド・ルイス
- 第9回
- 1950年 エミリオ・ロドリゲス
- 第10回
- 1955年 ジャン・ドット
- 第11回
- 1956年 アンジェロ・コンテルノ
- 第12回
- 1957年 ヘスス・ロローニョ
- 第13回
- 1958年 ジャン・スタブリンスキ
- 第14回
- 1959年 アントニオ・スアレス
- 第15回
- 1960年 フランス・デ・ムルダー
- 第16回
- 1961年 アンヘリノ・ソレル
- 第17回
- 1962年 ルディ・アルティヒ
- 第18回
- 1963年 ジャック・アンクティル
- 第19回
- 1964年 レイモン・プリドールr
- 第20回
- 1965年 ロルフ・ヴォルフショール
- 第21回
- 1966年 フランシスコ・ガビカ
- 第22回
- 1967年 ヤン・ヤンセン
- 第23回
- 1968年 フェリーチェ・ジモンディ
- 第24回
- 1969年 ロジェ・パンジョン
- 第25回
- 1970年 ルイス・オカーニャ
- 第26回
- 1971年 フェルディナント・ブラック
- 第27回
- 1972年 ホセ・マヌエル・フエンテ
- 第28回
- 1973年 エディ・メルクス
- 第29回
- 1974年 ホセ・マヌエル・フエンテ
- 第30回
- 1975年 アグスティン・タマメス
- 第31回
- 1976年 ホセ・ペサロドーナ
- 第32回
- 1977年 フレディ・マルテンス
- 第33回
- 1978年 ベルナール・イノー
- 第34回
- 1979年 ヨープ・ズートメルク
- 第35回
- 1980年 ファウスティーノ・ルペレス
- 第36回
- 1981年 ジョヴァンニ・バッタリン
- 第37回
- 1982年 マリーノ・レハレタ
- 第38回
- 1983年 ベルナール・イノー
- 第39回
- 1984年 エリック・カリトゥー
- 第40回
- 1985年 ペドロ・デルガド
- 第41回
- 1986年 アルバロ・ピノ
- 第42回
- 1987年 ルイス・エレラ
- 第43回
- 1988年 ショーン・ケリー
- 第44回
- 1989年 ペドロ・デルガード
- 第45回
- 1990年 マルコ・ジョヴァンネッティ
- 第46回
- 1991年 メルチョル・マウリ
- 第47回
- 1992年 トニー・ロミンゲル
- 第48回
- 1993年 トニー・ロミンゲル
- 第49回
- 1994年 トニー・ロミンゲル
- 第50回
- 1995年 ローラン・ジャラベール
- 第51回
- 1996年 アレックス・ツェーレ
- 第52回
- 1997年 アレックス・ツェーレ
- 第53回
- 1998年 アブラハム・オラーノ
- 第54回
- 1999年 ヤン・ウルリッヒ
- 第55回
- 2000年 ロベルト・エラス
- 第56回
- 2001年 アンヘル・ルイス・カセーロ
- 第57回
- 2002年 アイトール・ゴンサレス
- 第58回
- 2003年 ロベルト・エラス
- 第59回
- 2004年 ロベルト・エラス
- 第60回
- 2005年 ロベルト・エラス
- 第61回
- 2006年 アレクサンドル・ヴィノクロフ
- 第62回
- 2007年 デニス・メンショフ
- 第63回
- 2008年 アルベルト・コンタドール
- 第64回
- 2009年 アレハンドロ・バルベルデ
- 第65回
- 2010年 ヴィンチェンツォ・ニバリ
- 第66回
- 2011年 クリストファー・フルーム
- 第67回
- 2012年 アルベルト・コンタドール
- 第68回
- 2013年 クリストファー・ホーナー
- 第69回
- 2014年 アルベルト・コンタドール
- 第70回
- 2015年 ファビオ・アル
- 第71回
- 2016年 ナイロ・キンタナ
- 第72回
- 2017年 クリストファー・フルーム
- 第73回
- 2018年 サイモン・イェーツ
- 第74回
- 2019年 プリモシュ・ログリッチ
- 第75回
- 2020年 プリモシュ・ログリッチ
- 第76回
- 2021年 プリモシュ・ログリッチ
- 第77回
- 2022年 レムコ・エヴェネプール
- 第78回
- 2023年 セップ・クス