ブエルタ・ア・エスパーニャ2022

STAGE 06

第6ステージ

ビルバオ>アセンシオン・アル・ピコ・ハノ

181.2km
8月25日(木)午後10:50 - 深夜1:30
/ J SPORTS 4J SPORTSオンデマンド
全9回に渡って繰り広げられる難関山頂バトルの1回目
 

コースの特徴

第6ステージ

お待ちかね、大会初の本格山頂フィニッシュにして、全9回に渡って繰り広げられる難関山頂バトルの1回目。累計獲得標高は、今大会で4番目に多い3594m。すなわち1級山岳ピコ・ハノのてっぺんへ向かって、マイヨ・ロホを巡る総合争いが、いよいよ大きく動き出す!

赤白ジャージでおなじみのサッカークラブ、アスレチック・ビルバオの本拠地サン・マメス競技場前から、勝負のステージは始まる。バスク州に別れを告げ、「岩山の大地」として知られるカンタブリア州へと進みつつ、道はじわじわ険しさを増していく。さらにスタートから約70km、2級山岳アリサス峠で最初の難関を越える。

2級山岳から下りきった後は、30kmほど平地が続く。レースも一旦仕切り直し。チームメートたちを再集結し、本格的に隊列を組み上げ、総合系エースたちは来る難関へ向けて猛突進を始める。

1級山岳コリャダ・デ・ブレネスには、フィニッシュ手前42kmから取り掛かる。荒れた舗装の細道は全長6.8km、平均勾配8.2%。途中には10%超のゾーンが約2kmにも渡って続き、最大15%という激坂だ。つまり山の向こうの下りも、しばらくは細く、うねりに満ちている。ただ、ごくごく短いながらも、谷間の広い平坦路で、体制を立て直す暇はあるかもしれない。

そして大会初登場のフィニッシュ地、1級山岳ピコ・ハノへ。登坂途中ではアルサ貯水池の、山頂からはエウロパ連山への雄大な眺めが堪能できるが、果たして選手たちに風景を楽しむ余裕があるだろうか。

全長12.6kmの山道は、相変わらず細く、なんとなくのどかであり、それでいてひどく荒々しい。平均勾配が6.5%程度なのは、途中に約1.5kmの平地を挟むから。前半の約6kmは7〜9%後半の勾配が延々と続く難勾配。ヘアピンカーブが連なる後半4kmも、11%ゾーンが潜み、決して簡単ではない。

文:宮本あさか

MAP




      
Difference in height
高低差図
第6ステージ
      
Time schedule
タイムスケジュール
距離 ポイント 現地時間 日本時間
39km/h 37km/h 35km/h 39km/h 37km/h 35km/h
0km地点 スタート地点 12:37 12:37 12:37 19:37 19:37 19:37
77.7km地点 2級山岳 14:36 14:43 14:50 21:36 21:43 21:50
145.8km地点 1級山岳 16:21 16:33 16:46 23:21 23:33 23:46
162km地点 中間SP 16:46 16:59 17:14 23:46 23:59 00:14
181.2km地点 1級山岳
ゴール地点
17:15 17:30 17:47 00:15 00:30 00:47

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