コースの特徴
後悔のないよう、全力でもがき切りたい。前日に続き、スプリンターたちに主役の座が用意された。「上れる」スプリンターには、3週目にも、まだ見せ場が残されている。ただし「ピュア」な面々にとっては、もしかしたらこの日が、2026年ツール最後の勝機となるかもしれない。
今年、F1フランスGPは誕生120周年を迎え、マニクール・サーキットが開催地となって35周年を数える。2008年を最後に同大会は長い空白期間に入り、この会場も静寂に包まれてきた。しかし、この夏、伝統の舞台に再びスポットライトが当たる。
ミハエル・シューマッハが8勝を挙げた名コースの、ホームストレートでスタートフラッグが振られる。自転車に乗ったレーサーたちは、そのままサーキットをぐるりと一周回。そこから閉ざされた競技場を飛び出すと、公道での戦いへと突き進む。
前半に難所はない。45.8km地点の中間ポイントまでは、スプリントチームが厳しく逃げを監視することになりそうだ。その後はモルヴァン自然公園の小さな起伏をこなしつつ、ステージ中盤には4級山岳を2つ越える。終盤にはブルゴーニュワインのコート・シャロネーズ地区に走り込み、フィニッシュ手前19.7kmで、4級山岳モンタニー・レ・ビュクシー(登坂距離2.6km、平均勾配4.3%)が待ち構える。
ただし、ぶどう畑が広がる丘を抜ければ、もはや地形的難所は存在しない。もちろんフィニッシュ地シャロン・シュル・ソーヌも、ピュアスプリンターの活躍を歓迎する。2017年パリ〜ニースではサム・ベネットが、2019年ツールではフルーネウェーフェンが大集団を従えて勝利を飾った。今回もその7年前と同じ場所に、フィニッシュラインが引かれる。
残り2.5kmのランドアバウトを利用したV字カーブをこなし、残り1.6kmでランドアバウトを直進すると、そこから先は2019年と同じロングストレート。ソーヌ川の流れに沿って緩やかに左へ、さらには右へと弧を描きながら、スプリントへとなだれ込む。
文:宮本あさか
| 残り距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 47 km/h | 45 km/h | 43 km/h | 47 km/h | 45 km/h | 43 km/h | ||
| 179.1 km | オフィシャル スタート |
13:40 | 13:40 | 13:40 | 20:40 | 20:40 | 20:40 |
| 133.3 km | 中間SP | 14:38 | 14:41 | 14:44 | 21:38 | 21:41 | 21:44 |
| 102.6 km | 4級山岳 | 15:18 | 15:22 | 15:27 | 22:18 | 22:22 | 22:27 |
| 81.3 km | 4級山岳 | 15:45 | 15:50 | 15:56 | 22:45 | 22:50 | 22:56 |
| 19.7 km | 4級山岳 | 17:03 | 17:12 | 17:22 | 00:03 | 00:12 | 00:22 |
| 0.0 km | フィニッシュ | 17:29 | 17:39 | 17:50 | 00:29 | 00:39 | 00:50 |
