コースの特徴
最終マイヨ・ジョーヌ候補たちが、早くも真っ向からぶつかり合う。バルセロナ開幕の2日目もまた、モンジュイックの丘が勝負の審判を下す。フィニッシュラインは初日チームタイムトライアルと同じ。しかも今ステージは周回仕立てでアップダウンが繰り返される上に、前日以上の激坂も待ち受ける。
全184選手で構成されたプロトンが、地中海岸の町タラゴナに集結し、一斉に戦いへと走り出す。大会最初のラインスタート。序盤80kmは、バルセロナへ向けて海岸線を北上しつつ、比較的平坦な道を進む。コスタ・ドラド(黄金海岸)を抜け、ガラフ海岸へ。時に夏の海を見下ろす断崖の道が、幾重にも蛇行する。
ステージ折返し地点で内陸に切り込むと、大会初の中間ポイントを争う。「ピュア」スプリンターの本格勝負は大会5日目までお預け。それだけにマイヨ・ヴェールを狙う野心家たちにとっては、貴重なポイント収集の機会でもある。直後の2級山岳ベゲスでは、大会最初の山岳ポイントも発生する。
その後しばらく高台を走り、バルセロナへ向け急降下すると、残り30.9km、いよいよ舞台はモンジュイックの周回コースへ移る。
丘を縫うように走る全長12.2kmのコースには、各周3つの上りが待ち受ける。小さな上り、3級山岳、そして前日も駆け上がったオリンピックスタジアムへの最終坂。このサーキットを2周半し、3級山岳と最終坂を、それぞれ3度越えることになる。
3級山岳の厳しさを、プロトンの大部分は理解しているはずだ。コート・デュ・シャトー・ド・モンジュイック──いわゆるアルト・デル・カステル・デ・モンジュックは、3月のボルタ・ア・カタルーニャ最終日おなじみの勝負坂。ポガチャルやエヴェネプールはいずれも最終ステージを制しているし、ヴィンゲゴーもまた、この地で総合優勝を飾っている。全長1.6kmの坂道は、平均勾配9.3%と飛び切り厳しく、最大13%にも達する!
ただし下りフィニッシュのカタルーニャ一周とは異なり、今回はあくまで登坂力が求められる。フィナーレは700m・7%の上り坂。最後のひと踏みまで、気を抜くことはできない。
文:宮本あさか
| 残り距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 47 km/h | 45 km/h | 43 km/h | 47 km/h | 45 km/h | 43 km/h | ||
| 168.5 km | オフィシャル スタート |
13:55 | 13:55 | 13:55 | 20:55 | 20:55 | 20:55 |
| 82.9 km | 中間SP | 15:44 | 15:49 | 15:54 | 22:44 | 22:49 | 22:54 |
| 74.3 km | 2級山岳 | 15:58 | 16:04 | 16:10 | 22:58 | 23:04 | 23:10 |
| 26.9 km | 3級山岳 | 16:52 | 17:00 | 17:08 | 23:52 | 00:00 | 00:08 |
| 14.7 km | 3級山岳 | 17:07 | 17:16 | 17:25 | 00:07 | 00:16 | 00:25 |
| 2.5 km | 3級山岳 | 17:23 | 17:32 | 17:42 | 00:23 | 00:32 | 00:42 |
| 0.0 km | フィニッシュ | 17:26 | 17:35 | 17:46 | 00:26 | 00:35 | 00:46 |
