コースの特徴
ピレネーを抜け出したプロトンが、最後の勝負地へ向け長距離移動。207kmかけてひたすら北上し、ボルドー近郊のリブルヌを目指す。
序盤に4級峠がひとつ待ち構える以外は、目につく難所は存在しない。翌日に個人タイムトライアルを控え、おそらく総合上位陣やTTスペシャリストたちはひたすら体力温存に努めるだろう。
つまり自動的に大集団スプリントフィニッシュが予想される。しかもラスト6.5kmは完全なる一直線。わずかなうねりをはらみ、ときどき立体交差をすり抜けるものの、なんとロータリーや交差点さえ登場しない。
ただ忘れてはならないのは、いまだ区間勝利を追い求める者たち..クライマー、スプリンター、TT巧者「以外」の選手にとって、正真正銘最後のチャンスであること。必ずや無理を承知で逃げを打つ者たちが現れる。3週間の疲労とリタイア・故障等の人員不足で、もしもスプリンターチームが追走に手間取った場合は..なにが起こるか分からない。
文:宮本あさか
Difference in height
高低差図
Time schedule
タイムスケジュール
距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
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41km/h | 43km/h | 45km/h | 41km/h | 43km/h | 45km/h | ||
0km地点 | スタート地点 | 12:30 | 12:30 | 12:30 | 19:30 | 19:30 | 19:30 |
12.1km地点 | 4級山岳 | 12:48 | 12:47 | 12:46 | 19:48 | 19:47 | 19:46 |
54.2km地点 | 中間スプリント | 13:49 | 13:45 | 13:42 | 20:49 | 20:45 | 20:42 |
207km地点 | ゴール | 17:33 | 17:19 | 17:06 | 0:33 | 0:19 | 0:06 |