コースの特徴
今大会のマイヨ・ジョーヌ争いを大きく左右すると言われるのが、2度の個人タイムトライアル。なにしろ1大会で2度の独走種目が組み込まれるのは4年ぶりで、しかも2度の総計が58kmというのは、2013年大会の65km以来の長さ。しかも2度ともに、いわゆるスペシャリスト向けコースで、つまり線の細いクライマーにとっては鬼門となる。
この日の全長27.3kmのコースは、決して一定走行リズムで淡々と走れるタイプの道ではない。道は常に軽いうねりと微妙なアップダウンをはらむ。しかもスタート直後は2kmほど上り基調だから、走り出しのスピード配分には特に気を配らねばならない。開催委員会の計算によれば32分程度の全力疾走。8.8km地点で第1計測が、17.2km地点で第2計測が行われる。
フィニッシュ地のエスパス・マイエンヌは、2024年パリ五輪・パラリンピック複数競技の練習・合宿拠点に指定された競技場。屋外にはもちろん、全長250mの自転車バンクもあり。なにしろマイエンヌ県はトラック世界選手権7冠フランソワ・ペルヴィスの地元であり、なによりグルパマ・FDJ名物監督マルク・マディオのお膝下なのだ!
文:宮本あさか
Difference in height
高低差図
Time schedule
タイムスケジュール
距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1走者 | 最終走者 | 第1走者 | 最終走者 | ||||
0km地点 | スタート地点 | 12:15 | 16:50 | 19:15 | 23:50 | ||
8.8km地点 | 中間タイム計測地点 | 12:25 | 17:00 | 19:25 | 0:00 | ||
17.2km地点 | 中間タイム計測地点 | 12:35 | 17:10 | 19:35 | 0:10 | ||
27.2km地点 | ゴール地点 | 12:47 | 17:22 | 19:47 | 0:22 |