ジロ・デ・イタリア2026

STAGE 20

第20ステージ

ジェモーナ・デル・フリウリ>ピアンカヴァッロ

200 km
5月30日(土)午後7:20 - 午後11:50
J SPORTS 4J SPORTSオンデマンド
【現地実況・解説版】ステージ全編 午後5:25 - 深夜0:50
J SPORTSオンデマンド限定
2度目のピアンカヴァッロが今大会最後の山登り

コースの特徴

コースマップ

2026年のマリア・ローザの胸元には、「私はフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州です」との一文が記されている。今年は1000人近い犠牲者を出した1976年5月のフリウリ地震から、ちょうど50年。震源地に隣接するジェモーナ・デル・フリウーリの、当時最前線で救助活動を行った陸軍山岳師団の兵舎前から、ジロ一行は鎮魂の旅へと走り出す。

ステージの序盤3分の2は、ほぼ平坦な道を進む。スタート直後にはひときわ被害が大きかった地を巡り、24km付近でジョナタン・ミランが子ども時代を過ごしたブーヤ村も通過。73.6km地点では、やはり壊滅的な被害を受けたフォルカリア・ネル・フリウリで、中間スプリントが争われる。

直後には3級クラウゼット(登坂距離6.9km、平均勾配5.7%)を越えるが、すぐに道は再びフラットに戻る。次の山までは約45km。それでも、単調な平地を突き進むうちに、今ジロ最後の勝負へ向け否応なしにスピードと緊迫感を高めていくはずだ。

残り67.3km、1級ピアンカヴァッロの山道へ、プロトンは勢いよくなだれ込む。上り始めたら、たちまち集団は散り散りになるだろう。なにしろ全長14.5km、平均勾配7.8%のこの山は、序盤がひときわ厳しい。最初の6kmは平均9.4%にも達し、1kmにわたり11%台の激ゾーンも潜む。

2017年と2020年にも、ここで山頂フィニッシュが争われた。また1998年にマルコ・パンターニが勝ち取り、ジロ総合優勝の足固め……さらにはジロ・ツール同一年制覇「ダブルツール」の起点となった思い出の地でもある。ただ、いずれのときも、登坂は1回だけだった。一方で今回は、特別に2回上る。もちろんその前に、山から下りなければならない。滅多にレースが通らない裏山の細道には、いくつものヘアピンが連なる。下りきった先の平地には、4つのトンネル通過も待ち受ける。

2度目のピアンカヴァッロが、いよいよ今大会最後の山登り。今年も何かが起こるだろうか。過去10年で5回、最終日前夜に、マリア・ローザの交代劇が起こってきた。1年前も我々は衝撃的な逆転を見届けた。この山の上で、すべてが決する。1日の終わりに総合首位の座に立っていた者こそが、ばら色の衣でローマ凱旋を果たす。

text:宮本あさか


MAP



Difference in height
高低差図
高低差図
Detail
詳細
詳細 詳細 詳細 詳細
Time schedule
タイムスケジュール
残り距離 ポイント 現地時間 日本時間
42 km/h 40 km/h 38 km/h 42 km/h 40 km/h 38 km/h
200.0 km オフィシャル
スタート
11:00 11:00 11:00 18:00 18:00 18:00
126.4 km 中間SP 12:30 12:33 12:38 19:30 19:33 19:38
114.2 km 3級山岳 12:50 12:55 13:01 19:50 19:55 20:01
52.7 km 1級山岳 14:23 14:34 14:47 21:23 21:34 21:47
23.7 km レッドブルKM 14:57 15:10 15:24 21:57 22:10 22:24
0.0 km 1級山岳
フィニッシュ
15:44 16:00 16:18 22:44 23:00 23:18

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