ジロ・デ・イタリア2025
RULE
ルール
ジロ・デ・イタリアのルール
総合タイム首位/マリア・ローザ
総合リーダーに授与されるのが、1931年に誕生したマリア・ローザ。主催新聞『ガッゼッタ・デッロ・スポルト』の紙面のカラーにちなんだ、ピンク色のジャージだ。
各ステージ終了後、初日から当日までの総合タイムトップの選手が、総合首位としてマリア・ローザを受ける。そして最終日第21ステージの終わりにこのジャージを着ていた選手が、ジロ・デ・イタリア総合優勝に輝く。

ポイント賞/マリア・チクラミーノ
「キング・オブ・スプリンター」を決める賞であり、ポイント賞リーダーに授与されるのが、「シクラメン色」のマリア・チクラミーノ。2016年のジロ第100回大会から、この伝統色のジャージが採用されている。
タイムトライアルを除くステージ途中に設けられる中間ポイント、さらには全ステージのフィニッシュラインに設けられるステージポイントを最も多く獲得した選手に与えられる。
| 中間ポイント:通常ステージ1回(上位5人) | |
|---|---|
| 12、8、5、3、1ポイント | |
| フィニッシュポイント | |
| a/bステージ(上位15人) | 50、35、25、18、14、12、10、8、7、6、5、4、3、2、1ポイント |
| cステージ(上位10人) | 25、18、12、8、6、5、4、3、2、1ポイント |
| d/eステージ(上位10人) | 15、12、9、7、6、5、4、3、2、1ポイント |
※ステージカテゴリー
a=際立った難所のないステージ:1、6、15、21
b=軽度な難所のあるステージ:3、4、12、18
c=中度な難所のあるステージ:2、5、8、11、13、17
d=高度な難度のあるステージ:7、9、14、16、19、20
e=個人タイムトライアルステージ:10

山岳賞/マリア・アッズーラ
山岳王に与えられるのが、イタリア王国、ひいてはイタリアのシンボルカラーである「青」が基調のジャージだ。
山岳ポイントの合計で争われ、ポイントは等級のつけられた山岳の頂上に設定されている。等級は最も易しい4級から最も厳しい1級までの4段階。また同大会で最も標高の高い山頂「チーマ・コッピ」では、最も高いポイントが与えられる。2026年大会のチーマ・コッピは第19ステージのパッソ・ジャウ2233m。
| 山岳ポイント | |
| チーマ・コッピ(上位9人) | 50、30、20、14、10、6、4、2、1ポイント |
| 1級(上位8人) | 通過:40、18、12、9、6、4、2、1ポイント 山頂フィニッシュ(第7、9、14、16、20ステージ):550、24、16、9、6、4、2、1ポイント |
| 2級(上位6人) | 18、8、6、4、2、1ポイント |
| 3級(上位4人) | 9、4、2、1ポイント |
| 4級(上位3人) | 3、2、1ポイント |

新人賞/マリア・ビアンカ
新人賞リーダーがまとうのが、純白のマリア・ビアンカ。2001年1月1日より後に生まれた選手の中から、総合タイム順位の最も高い選手に与えられる。

中間スプリント賞/トラグアルディ・ヴォランティ
個人タイムトライアルを除く各ステージで獲得した中間ポイントの総計で、中間スプリント賞が争われる。
レッドブルkm賞
個人タイムトライアルを除く各ステージに、レッドブルkmポイントが1回ずつ設定される。
・上位通過者3人にはボーナスタイム3、2、1秒が与えられる。
・上位通過者5人には15、8、5、3、1ポイントが与えられ、ポイントの総計でレッドブルkm賞を争う。
・1位通過者は、翌ステージで青いゼッケンを着用する。
大逃げ賞/プレミオ・フーガ
逃げ距離の総計で争う賞。10人以下の逃げにのみ適応され、5km以上逃げた時点から距離がカウントされる。
ジロならではのユニークさで、人気が高い。
敢闘賞/プレミオ・デッラ・コンバッティヴィータ
個人タイムトライアルを除く各ステージで、最も奮闘した選手を讃える賞。
3選手が開催委員会によりノミネートされ、最終的に1名が選出される。敢闘賞受賞者は、翌ステージで赤ゼッケンを着用する。
チーム総合順位/スーパー・チーム
各チームの各ステージ上位3選手のタイム総計で、チーム総合順位が決定される。
ボーナスタイム
個人タイムトライアルを除く各ステージで、レッドブルkmポイントとフィニッシュラインを上位通過した3名に、ボーナスタイムが与えられる。
| ボーナスタイム | |
| レッドブルkmポイント(上位3人) | 6、4、2秒 |
| フィニッシュ(上位3人) | 10、6、4秒 |
フィニッシュ順位・タイム計測
1つの集団内でフィニッシュした選手全員に、集団の先頭選手と同タイムが与えられる
集団が分断し、2つの集団の間隔が1秒以上開いていた場合(前方集団最後尾選手の後輪の後端と、後方集団先頭選手の前輪の先端の差)、2つ目の集団には新たなタイムが与えられる。
例外として集団スプリントフィニッシュで終わるであろうステージでは、2つの集団の間隔が3秒以内であれば、同一集団と認められる。2026年大会では第1、2、4、6、12、15、21ステージで適応される。
フィニシュまで3km圏内、落車やメカトラブルなどのアクシデントが発生した場合、タイム救済措置が適応される。集団から遅れた選手は、アクシデント発生時に所属していた集団と同じタイムが与えられる。ステージ順位はフィニッシュライン通過順で記録される。このルールが適応されるのは第3、5、11、13、18ステージ。
ステージ最終盤でのアクシデントが懸念されるステージでは、救済措置区間が5kmに拡大される。このルールが適応されるのは第1、4、6、12、15、21ステージ。
個人タイムトライアル(第10ステージ)と上り基調のフィニッシュ(第2、7、8、9、10、14、16、17、19、20ステージ)では、この救済ルールは適応されない。
個人タイムトライアル
第10ステージの個人タイムトライアルでは、前ステージの総合順位に従い、最下位から首位への降順でスタートが切られる。
スタート間隔は1分〜3分。最終15人に限り、それ以外の選手とは異なる間隔を採用してもよい。