コースの特徴
開催委員会の評価によれば、難度2つ星の平坦ステージ。ただし、必ずしも、生き残ってきたスプリンターが存在を証明するための1日ではない。フィニッシュ直前には、凄まじい「壁」が立ちはだかっている。
スキーリゾートの拠点ファーイ・デッラ・パガネッラに、ジロ一行は集結する。仮スタートが切られるのは標高1000m近い地点だが、10kmのパレード区間で山を下る。1ダースほどのヘアピンカーブを安全にこなし、標高230mまで下りきったら、いよいよ本スタートのフラッグが振り下ろされる。
ドロミテの谷間をつなぐ道は、決して単純かつ単調ではない。「山岳」ポイントのつく山は2つだけながら、小さな起伏があちこちに散りばめられている。ステージ中盤で3級ファストロ(登坂距離3.2km、平均勾配4.1%)が登場。その後も中間ポイントの勢いで、3kmほどの上りをこなさねばならないし、レッドブルkmポイントもまた、小さな坂の上にある。
すべての起伏は前座に過ぎない。フィニッシュ手前10.4kmから始まる4級山岳こそが、この日の真打ち。それぞムーロ・ディ・カ・デル・ポッジョ。全長1.1km、平均勾配12.3%、最大19%の、名前通りの「壁」である。さすがにイル・ロンバルディアのソルマーノの壁(1.92km、15.8%)には及ばないものの、数字の上ではフレーシュ・ワロンヌのユイの壁(1.3km、9.6%)を上回る。
過去10年間でジロは5度この激坂をよじ登ってきたが、いずれもフィニッシュから遠く、審判の地にはなり得なかった。一方、フィニッシュ地ピエーヴェ・ディ・ソリーゴを起点とする伝統のジュニアワンデーでは、このムーロこそが勝負坂。勝者リストにはセクサス、ガル、ベッティオールらが名を連ね、17歳のポガチャルも3位に入っている。
壁のてっぺんからフィニッシュまでは9.3km。爆発的なフィナーレは避けられない。幸いにも、下りは比較的緩やかで、ヘアピンカーブも少なめ。ラスト1kmには、2つの直角コーナーが待っている。
text:宮本あさか
| 残り距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 47 km/h | 45 km/h | 43 km/h | 47 km/h | 45 km/h | 43 km/h | ||
| 171.0 km | オフィシャル スタート |
13:30 | 13:30 | 13:30 | 20:30 | 20:30 | 20:30 |
| 83.3 km | 3級山岳 | 15:22 | 15:27 | 15:33 | 22:22 | 22:27 | 22:33 |
| 35.6 km | 中間SP | 16:22 | 16:29 | 16:38 | 23:22 | 23:29 | 23:38 |
| 16.7 km | レッドブルKM | 16:45 | 16:54 | 17:04 | 23:45 | 23:54 | 00:04 |
| 9.3 km | 4級山岳 | 16:57 | 17:06 | 17:17 | 23:57 | 00:06 | 00:17 |
| 0.0 km | フィニッシュ | 17:07 | 17:18 | 17:29 | 00:07 | 00:18 | 00:29 |
