コースの特徴
3度目の休息日が明け、いよいよ大会最終週に突入する。このステージを含めてローマ到着まで6日、難関山頂フィニッシュは残り3回。もちろん2026年ジロには、間違いなく、いまだたくさんのサプライズが待っている!
100%スイスステージ。イタリア北部の湖水地方よりさらに北、イタリア語圏ティチーノ州が戦いの舞台だ。スタート・フィニッシュともにツール・ド・スイスではお馴染みの地。最近では2024年大会第5ステージでカリー山頂バトルが行われ、UAEのイェーツ&アルメイダがワンツーフィニッシュを果たした。なおUAEチームマネージャーのジャネッティの故郷は、スタート地ベリンツォーナから20kmほどの村にある。
全長113kmという超短距離走だからこそ、休息日で乱れたリズムを大急ぎで整え直さねばならない。ユネスコ世界遺産に登録された3つの城の前を出発すると、アウトバーン2号線が貫く雄大な谷間を15kmほど北へ。スイスの国道は、幅が広く、舗装状態も良い。
そこで少し横道にそれると、山岳周回コースへ飛び込む。3級トッレ(登坂距離4.7km、平均勾配5.5%、最大10%)と2級レオンティカ(3km、8.5%、14%)の連続登坂を2セット。わずか全長22km×2周回の間に、目まぐるしく4連続登坂を消化せねばならない。しかも2級山岳は、上りも下りもヘアピン満載だ。
周回を抜け出し、再び開けた谷間へ。20kmほどは大きな国道を走る。山岳周回で分裂した集団が、最終登坂に向け再統合する貴重なチャンスとなるかもしれない。
スキーリゾートへ誘う1級山岳カリーは、全長11.7km、平均勾配7.9%。途中に800mほど緩斜面が挟まるため、実質的には平均8.3%の山道だ。九十九折の前半には、9%超のコーナーがいくつも連なる。対する山頂間際は直線基調で、ラスト1kmからは500mにわたり10%超、最大13%の試練が続く。フィニッシュラインまで、決して勾配は緩まない。
text:宮本あさか
| 残り距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 37 km/h | 35 km/h | 33 km/h | 37 km/h | 35 km/h | 33 km/h | ||
| 113.0 km | オフィシャル スタート |
14:00 | 14:00 | 14:00 | 21:00 | 21:00 | 21:00 |
| 80.8 km | 3級山岳 | 14:45 | 14:48 | 14:51 | 21:45 | 21:48 | 21:51 |
| 69.5 km | 2級山岳 | 15:04 | 15:07 | 15:12 | 22:04 | 22:07 | 22:12 |
| 58.8 km | 3級山岳 | 15:22 | 15:27 | 15:33 | 22:22 | 22:27 | 22:33 |
| 47.5 km | 2級山岳 | 15:40 | 15:47 | 15:54 | 22:40 | 22:47 | 22:54 |
| 38.3 km | 中間SP | 15:51 | 15:58 | 16:06 | 22:51 | 22:58 | 23:06 |
| 12.4 km | レッドブルKM | 16:29 | 16:38 | 16:48 | 23:29 | 23:38 | 23:48 |
| 0.0 km | 1級山岳 フィニッシュ |
17:01 | 17:14 | 17:28 | 00:01 | 00:14 | 00:28 |
