コースの特徴
かつてチポッリーニが5度、ペタッキが3度、この地で最終日の大集団フィニッシュを制してきた。近年はTT会場になることの多かったミラノが、実に11年ぶりに、ジロのラインステージで沸き上がる。大会2週目の締めくくりは、華やかなスプリントだ!
最終日のローマを除けば、全21日間で唯一の難度1つ星ステージ。道は徹底的にフラットで、157km走って獲得標高はたったの200m。ただし歴史的地区が各地に点在するイタリアだけに、平坦だからといって油断はできない。例えば近年ミラノ〜サンレモのスタート地を務めるパヴィアで、中間ポイントが争われるが、この街では中世の面影を残す屋根付き&石畳のコペルト橋も通過予定だ。
フィニッシュまで73.5km、いよいよミラノの最終周回コースへ。残り65.2km地点で1回目のフィニッシュライン通過を果たすと、そこから全長16.3kmのサーキットを4周する。2周目の序盤には、レッドブルkmポイントも設けられている。
やはり市街地特有の障害物には、細心の注意を払いたい。ジロ第1回大会から数えて通算90回ものフィニッシュを受け入れてきたミラノだが、この35年間は、たった1度を除いてすべてが最終日開催。その唯一の例外が、カヴェンディッシュが勝ち取った2009年大会の第9ステージだった。あの日、トラムのレールやタイトなコーナーが多発する市街地での落車を恐れ、プロトンが完全に走行を止めて抗議。最終的にニュートラル措置が取られた。もちろん2026年大会の周回コースとは大部分が異なり、そもそも17年前とは道路状況も変わっているはずだ。
ただし、フィニッシュラインは当時とほぼ同じ。ヴェネツィア門の脇を抜けた先の、モンタネッリ公園の脇に引かれる。最後のコーナーは残り2km。あとは石畳もロータリーもない、正真正銘の一直線だ。
ちなみに11年前の2015年大会最終日は、ミラノ万博会場近くに周回コースが描かれた。当然ながら大集団スプリントが予想されたが……周回で飛び出した2選手が、衝撃的な逃げ切り勝利を飾っている。
text:宮本あさか
| 残り距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 49 km/h | 47 km/h | 45 km/h | 49 km/h | 47 km/h | 45 km/h | ||
| 157.0 km | オフィシャル スタート |
13:55 | 13:55 | 13:55 | 20:55 | 20:55 | 20:55 |
| 107.4 km | 中間SP | 14:55 | 14:58 | 15:00 | 21:55 | 21:58 | 22:00 |
| 42.2 km | レッドブルKM | 16:16 | 16:22 | 16:29 | 23:16 | 23:22 | 23:29 |
| 0.0 km | フィニッシュ | 17:07 | 17:16 | 17:24 | 00:07 | 00:16 | 00:24 |
