コースの特徴
最終盤に立ちはだかる2つの小さな急坂が、勝負の行方を大きく左右する。イタリア自転車界を牽引する現役タイムトライアル王者の故郷では、爆発的なフィナーレが約束されている。
全長189kmのうち、最初の165kmは、完全にスプリンター向け。20年ぶりにアレッサンドリアから区間を走り出すと、約3時間半にわたって黙々と平坦路を進む。小さな出っ張りや方向転換はいくつかあるものの、選手たちをそれほど悩ませることはないはずだ。
ポー平野を南から北へ横断し、残り50km、イタリアで第2の広さを誇るマッジョーレ湖のほとりへたどり着く。高級避暑地として知られ、美しい邸宅が点在する湖畔を駆け抜けて、かつてヘミングウェイが長期滞在した高級ホテルの建つストレーザで中間ポイントを争う。
ラスト25kmから、いよいよ目まぐるしい時間が始まる。湖を囲む高台へ脚を踏み入れ、まずは4級山岳ビエノ(登坂距離2.4km、平均勾配5.5%、最大9%)を大急ぎでこなす。短く緩やかな下りを経て、さらには3級山岳ウンジャスカ(4.7km、7.1%)へ。上りの後半3.5kmは平均8.2%と厳しく、曲がりくねった細道が続くラスト1.5kmは、さらに10%・最大13%にまで跳ね上がる!
湖を見下ろす頂から、残り距離は13.3km。下り始めは細く直線的。凄まじいスピードが出る。その後は狭いヘアピンの連発で、手に汗握るチェイスが巻き起こるのかもしれない。フィニッシュ地ヴェルバニアで生まれ育ち、TT世界選2勝にしてトラック五輪金メダリストのフィリッポ・ガンナにとっては、もちろん勝手知ったる道に違いない。ラスト5kmはほぼフラット。湖畔のヴィッラとコーナーをすり抜けて、絶景のフィニッシュへ飛び込む。
text:宮本あさか
| 残り距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 46 km/h | 44 km/h | 42 km/h | 46 km/h | 44 km/h | 42 km/h | ||
| 189.0 km | オフィシャル スタート |
12:55 | 12:55 | 12:55 | 19:55 | 19:55 | 19:55 |
| 33.3 km | 中間SP | 16:12 | 16:21 | 16:30 | 23:12 | 23:21 | 23:30 |
| 21.3 km | 4級山岳 | 16:30 | 16:40 | 16:50 | 23:30 | 23:40 | 23:50 |
| 16.7 km | レッドブルKM | 16:36 | 16:46 | 16:57 | 23:36 | 23:46 | 23:57 |
| 13.3 km | 3級山岳 | 16:45 | 16:56 | 17:08 | 23:45 | 23:56 | 00:08 |
| 0.0 km | フィニッシュ | 17:01 | 17:13 | 17:25 | 00:01 | 00:13 | 00:25 |
