コースの特徴
ストップウォッチとの戦いで、大会2週目の幕が開ける。ロング、フラット、テクニカルの3要素が備う全長42kmのコースは、完全にスペシャリスト向け。マリア・ローザを狙うクライマーたちにとって、決して簡単な1日ではない。
ティレーノ〜アドリアティコ開幕TTでおなじみの道が、ピンク色の戦いの舞台となる。つまりリド・ディ・カマイオーレの南側のヴィアレッジョから、北のマッサまで、ティレニア海岸沿いを駆け抜ける。ただし3月序盤は10km程度の全力疾走に過ぎない。今回はその約4倍。今ジロ唯一のTTだが、1回のTT区間としては、過去10年間のグランツールで最長を誇る。
獲得標高はたったの50mと、限りなく平坦だ。しかも恐ろしくテクニカル。ヴィアレッジョをスタートすると一旦は南へ進み、7kmほど走った先で折り返してから北のマッサを目指すコースは、長い直線と大量の直角で構成されている。16.7km地点・残り25.3km地点の第1計測までに、すでに15回ほどのコーナーが登場する。打って変わってそこから残り13.1kmの第2計測までは、ビーチサイドをほぼ一直線だ。
残り6.2kmからは再びコーナーの連続へ。残り3.6km地点にはロータリーを利用したUターンさえ待ち構え、ここで3度目の計測が行われる。ラスト1kmで改めてロータリーを右へ曲がり、最後の右折は残り200m!
過去10年間のジロで30km超のTTを制したのは、2024年の登坂TTで勝ったタデイ・ポガチャルを除けば、全員が世界選手権または五輪の個人タイムトライアル金メダリスト。開催委員会の予想では、トップライダーですら45分を超える孤独な努力を強いられる。
またトスカーナで行われるこのステージは、「バルタリステージ」にも指定された。90年前にジロ初優勝を遂げたジーノ・バルタリは、翌1937年、このヴィアレッジョ〜マッサ間で行われた60kmのチームTTの終わりにマリア・ローザを獲得。そのまま自身2度目の総合優勝へと突き進んだ。
text:宮本あさか
| 残り距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | 予想タイム 時速 56km/h |
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| 第1走者 54 km/h |
最終走者 58 km/h |
第1走者 54 km/h |
最終走者 58 km/h |
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| 42.0 km | スタート | 13:15 | 16:21 | 20:15 | 23:21 | 00' 00" |
| 25.3 km | 第1計測 | 13:33 | 16:48 | 20:33 | 23:48 | 17' 38" |
| 13.1 km | 第2計測 | 13:46 | 17:00 | 20:46 | 00:00 | 30' 25" |
| 3.6 km | 第3計測 | 13:57 | 17:10 | 20:57 | 00:10 | 41' 06" |
| 0.0 km | フィニッシュ | 14:01 | 17:14 | 21:01 | 00:14 | 45' 01" |
