コースの特徴
パンチャー大戦勃発。ステージ終盤にはクラシックさながらに、短い急坂が詰め込まれた。フィニッシュ直前には、複数の「壁」さえ待ち受ける!
前半だけを見れば、平坦ステージ。キエーティの丘の上に広がる歴史的地区を発つと、緩やかな起伏を経て、やがて道はフラットに変わる。潮の香り漂うアドリア海岸の真っ直ぐな道を、プロトンは北上していく。
ラスト60km前後で中間ポイントを争った直後、風景は一変する。コースは内陸へ切り込み、一行の前に、まずは4つの短い上りが立ちはだかる。最初に3級(登坂距離10km、平均勾配3.6%)と4級(4.7km、5.8%)を連続で。フィナーレの地をかすめつつ、さらに無印の上りを2つ。特に残り24kmの2つ目の無印は、レッドブルkmポイントが設定されている上に、全長700m・平均11.6%・最大20%と強烈な数字が並ぶ。
短い休息を挟み、フィニッシュまで10kmを切ったら、真の勝負に突入だ。4級カポダルコ(2.5km、6.3%)には、最終盤500mにわたり平均15%・最大18%の壁が続く。伝統のU23大会GPカポダルコの舞台だけに、ここを経験済みの選手も少なくないはずだ。
そして残り3.5kmから、この日最後の難関へ。フェルモ旧市街へ駆け上がる4級山岳(3.5km、6.2%)にもまた、壁区間が潜む。最初の800mは平均14.3%・最大22%に達する!
フェルモがジロを迎えるのは54年ぶりだが、2022年にティレーノ〜アドリアティコがこの地を訪れた。もっとも4年前は異なるルートでフィニッシュを目指したため、完全に同じ道が用いられるのはラスト1.5kmのみ。ストラーデ・ビアンケ風に路地裏の狭い石畳路をよじ登り、遠くまで見渡せる聖マリア昇天教会の高台で、壁巡りの1日は締めくくられる。
text:宮本あさか
| 残り距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 45 km/h | 43 km/h | 41 km/h | 45 km/h | 43 km/h | 41 km/h | ||
| 156.0 km | オフィシャル スタート |
13:35 | 13:35 | 13:35 | 20:35 | 20:35 | 20:35 |
| 59.7 km | 中間SP | 15:34 | 15:39 | 15:45 | 22:34 | 22:39 | 22:45 |
| 48.7 km | 3級山岳 | 15:50 | 15:56 | 16:02 | 22:50 | 22:56 | 23:02 |
| 36.8 km | 4級山岳 | 16:10 | 16:17 | 16:25 | 23:10 | 23:17 | 23:25 |
| 24.0 km | レッドブルKM | 16:29 | 16:37 | 16:46 | 23:29 | 23:37 | 23:46 |
| 7.0 km | 4級山岳 | 16:53 | 17:03 | 17:14 | 23:53 | 00:03 | 00:14 |
| 0.0 km | 4級山岳 フィニッシュ |
17:02 | 17:13 | 17:24 | 00:02 | 00:13 | 00:24 |
