ジロ・デ・イタリア2026

STAGE 07

第7ステージ

フォルミア>ブロックハウス

244 km
5月15日(金)午後8:30 - 深夜1:00
J SPORTS 4J SPORTSオンデマンド
【現地実況・解説版】ステージ全編 午後5:40 - 深夜2:00
J SPORTSオンデマンド限定
244km、まさにクラシック並みの長距離戦

コースの特徴

コースマップ

開幕から1週間目、今大会初の難関山頂フィニッシュが組み込まれた。自転車界の表現を用いるなら、誰がジロを勝てるかは分からないが、誰が勝てないのかが判明する日。長く厳しい1日の終わりに、とてつもない大惨害がもたらされるかもしれない。

英雄オデュッセウスがトロイア戦争後に帰還する道中で上陸した「人食い巨人の土地」とされるティレニア海岸の港町フォルミアから、不吉なステージは走り出す。選手たちを待つのは全長244km・6時間超のマラソン。今大会最長であるのはもちろん、今年のグランツールでも最長で、まさにクラシック並みの長距離戦である。

スタート直後には逃げを誘発しそうな上りもあるが、序盤130kmは比較的フラット。折り返し地点では、平地巧者が中間ポイントを争う余裕も残されている。しかしその後、イタリア半島の「背骨」アペニン山脈に分け入ると、否応なしにバトンは山男にわたる。今大会2番目に多い4600mの獲得標高は、ほぼ後半戦だけに集中しているのだ。

無印ながら15km・5%弱の山道で、早速ふるい分けが始まる。短い下りを経て、続いて2級山岳ロッカラーゾ(登坂距離6.9km、平均勾配6.5%、最大12%)へ。2020年大会で区間を争った時とは反対側から上り、ほぼ下ることなく、マイエッラ国立公園への絶景を眺めながら高原をひた走る。

走行距離が200kmに達したところで、一旦谷間へとダウンヒル。20kmの長い下りには、無数のヘアピンカーブが点在する。集中力を決して切らせてはならない。そして下りきった先の、10kmほどの短い谷間で息を整えたら、勝負の最終登坂へ。

19世紀にオーストリア軍が木造砦を築いたことから、ドイツ語のブロックハウス(丸太小屋)の名を冠する1級山岳(13.6km、8.4%)は、蛇行した細道のラスト10kmが平均9.4%という激烈さ。残り4.5km前後には、最大14%ゾーンも立ちはだかる。

1967年の初使用以来、「ブロックハウスを制した者はジロを勝てない」という不吉なジンクスがあった。ただし最後に登坂した2022年、ジロ登場7回目にして、ついに呪いは解かれた。6人のスプリントでこの山を制したジャイ・ヒンドレーが、最後にはジロも勝ち取ったのだ。

text:宮本あさか


MAP



Difference in height
高低差図
高低差図
Detail
詳細
詳細 詳細 詳細 詳細
Time schedule
タイムスケジュール
残り距離 ポイント 現地時間 日本時間
41 km/h 39 km/h 37 km/h 41 km/h 39 km/h 37 km/h
244.0 km オフィシャル
スタート
10:55 10:55 10:55 17:55 17:55 17:55
131.6 km 中間SP 13:22 13:29 13:37 20:22 20:29 20:37
77.6 km 2級山岳 14:53 15:06 15:21 21:53 22:06 22:21
11.9 km レッドブルKM 16:17 16:34 16:53 23:17 23:34 23:53
0.0 km 1級山岳
フィニッシュ
16:50 17:11 17:33 23:50 00:11 00:33

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