ジロ・デ・イタリア2021

前のステージへ STAGE 06

第6ステージ 次のステージへ

グロッテ・ディ・フラザッシ>アスコリ・ピチェーノ(サン・ジャコモ)

160km
5月13日(木)午後9:00 - 深夜1:00
J SPORTS 4J SPORTSオンデマンド
【現地実況・解説版】ステージ全編 午後7:25 - 深夜1:35
J SPORTSオンデマンド限定
今大会初の山頂フィニッシュ

コースの特徴

第6ステージコースマップ

シビッリーニ山地を舞台に、今大会初の山頂フィニッシュが争われる。全長160kmと比較的短いステージながら、累計獲得標高差は3400mに達し、最後は海抜152mから一気に標高1090mまで駆け上がる。

ちょうど50年前に発見されたヨーロッパ最大級のフラサッシ鍾乳洞の側から、1日は走り始める。スタート直後は小さな起伏をこなしつつ、2016年のイタリア中部地震で大きな被害にあった町や村を巡りつつ、コース中盤でいよいよ大きな2つの山と対峙する。

まずは2級フォルカ・ディ・ガルドへの長い上り。正式な登坂距離は10.2kmに過ぎないが、実質18km近く上り続ける。平均勾配は7.4%。序盤に2kmほど10%前後の難ゾーンあり。続く3級フォルカ・ディ・ポレスタでは、今大会初めて標高1500mの壁を超える。しかも山頂からは、全長40kmもの長い長いダウンヒルが待っている。

下りきった先で、2004年に史上屈指のスプリンター、アレッサンドロ・ペタッキが制したアスコリ・ピチェーノを通過。つまりフィニッシュの地名ではあるけれど、この日の終点ではない。そこから2級サン・ジャコモの15.5km、6.1%の最終山道へと挑みかかるのだ。

マリア・アッズーラが欲しい選手にとっては、幸運の山となるかもしれない。この山のてっぺんにジロの選手が到着するのは、2002年大会以来実に19年ぶり。区間勝者のメキシコ人ペレスクアピオは、ここで手にした山岳ポイントを元手に、同年の山岳ジャージを持ち帰っている。

text:宮本あさか


Difference in height
高低差図
第6ステージ高低差図
Time schedule
タイムスケジュール
距離 ポイント 現地時間 日本時間
35km/h 37km/h 39km/h 35km/h 37km/h 39km/h
0km地点 スタート 12:50 12:50 12:50 19:50 19:50 19:50
56.7km地点 中間SP 14:16 14:12 14:08 21:16 21:12 21:08
90.1km地点 2級山岳 15:27 15:18 15:09 22:27 22:18 22:09
102.4km地点 3級山岳 15:45 15:35 15:26 22:45 22:35 22:26
146.3km地点 中間SP 16:43 16:30 16:18 23:43 23:30 23:18
162.0km地点 ゴール 17:30 17:13 16:58 00:30 00:13 23:58

一覧ページへ戻る

SHARE

  • Facebook
  • LINE
  • Twitter