チーム ピクニック・ポストNL チーム詳細

チーム ピクニック・ポストNLTeam Picnic PostNL

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- ピクニック(ネットスーパー)、ポストNL(郵便、小包、および電子商取引)
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Webサイト - eampicnicpostnl.com/
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(UCI公式サイト) - https://www.uci.org/road/teams/
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自転車大国オランダを拠点とするプロチーム。2005年にシマノ・メモリーコープとして誕生し、今季はオランダのネットスーパー、ピクニックがメインスポンサーになった。ポストNLはオランダの郵便局。
ロマン・バルデ(フランス)は6月8日から15日まで、生まれ故郷で開催されるクリテリウム・デュ・ドーフィネが引退レース。2012年にプロデビューし、2016年にツール・ド・フランス総合2位、2017年同3位、2019年に山岳王。フランス中が1985年のベルナール・イノー以来となるツール・ド・フランス総合優勝を期待したが、これはかなわず。しかし2024年の初日、若手のフランク・ファンデンブルーク(オランダ)と逃げてステージ優勝。最後の最後でマイヨ・ジョーヌを着用することができた。
エースのために前を引き、最後は先着を譲ったファンデンブルークは健在。2024ツアー・オブ・ターキー総合優勝のオールラウンダーで、ツール・ド・フランスではバルデに代わってエース格を務める可能性もある。オスカー・オンリー(英国)は22歳にしてチームのランキングトップ。パンチ力のあるオールラウンダーで、小規模ステージレースでは総合2位を連発。2024ツール・ド・フランスはアシスト役で総合39位だったが、違う役割を与えられて今季もレギュラー入りする予定だ。オンリーと同様に育成チームから昇格したマックス・プール(英国)も将来的にエースの役割が期待される逸材。
ベテラン勢も頼もしい。チームキャプテンは36歳のジョン・デゲンコルプ(ドイツ)。石畳のレースを愛し、2015年にパリ〜ルーべ、2018年にその区間が採用されたツール・ド・フランスでステージ優勝した。どんな苦境に遭遇しても笑顔を絶やさずチームの若手に勇気を与え続ける。山岳スペシャリストのワレン・バルギル(フランス)は2017ツール・ド・フランス山岳王。スプリンターのファビオ・ヤコブセン(オランダ)は2021ブエルタ・ア・エスパーニャでポイント賞獲得。
text:山口和幸