モビスター チーム チーム詳細
モビスター チームMovistar Team
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Webサイト - movistarteam.com/
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- Movistar Team
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(UCI公式サイト) - https://www.uci.org/road/teams/
使用バイク:CANYON AEROAD CFR DISC
CANYON AEROAD CFR DISC
CANYON AEROAD CFR DISC
キャニオン・エアロードCFRディスク
●エアロードCFRディスクeタップ
完成車価格/107万9000円(スラム・レッドeタップAXS搭載)
※現在は情報が異なる場合がございます。
※掲載価格はプロチームが使うモデルと同等もしくは近似グレードのものです。
2022年:19勝、UCIランキング11位
現存する最古のプロチーム。1980年創立以来、グランツールでは総合15勝・区間119勝を誇り、スペインを代表する偉大なるチャンピオンたちと共に各時代を華やかに彩ってきた。
たとえば80年代レイノルズ時代のエースはペドロ・デルガドで、1988年、チームに初めてのグランツールタイトル(ツール・ド・フランス)をもたらした。90年代バネスト時代は断然、ミゲル・インドゥライン。プロ人生の全てを同チームで過ごし、ツール総合5連覇、ジロ総合2連覇と、チームの名を世界に轟かせた。
90年代後半からは外国人エースを迎え入れたことも。しかしメインスポンサーがバレアレス諸島からケース・デパーニュに移りつつあった2005年、またしてもスペインの輝ける星が入団する。それがアレハンドロ・バルベルデ。以降18年間にわたって、「エル・インバティド(無敵の男)」がチームのシンボルであり続けた。チームの43年の歴史で、トータル109勝はダントツの最多勝利。なによりグランツール重視のチームの中で、2006年リエージュ〜バストーニュ〜リエージュで、初めてのモニュメント覇者となった!
2011年にモビスター時代に突入すると、南米の強豪……コロンビアのナイロ・キンタナやエクアドルのリチャル・カラパスと共に、新たなグランツールタイトルを勝ち取った。ただチームは、スペインの栄光も、同時に追い求め続けた。ミケル・ランダやマルク・ソレルにもエースの役目が割り当てられ、もちろんバルベルデはいつでもどこでも絶対的存在。データ上だけではとてつもなく強いこのトリオエース制だが、たいていどこかにゆがみが生じた……。
昨季からチームは南米色を弱め、再びスペイン人単独エースへの本格回帰に踏み出した。昨季限りで競技を離れたバルベルデから、バトンを受け継いだのがエンリク・マスで、昨ブエルタでは人生2度目のグランツール表彰台乗りを成功させている。昨秋はイル・ロンバルディア2位と、起伏ワンデーでの強さも証明。この夏、祖国スペイン発のツールでは、いよいよ初の表彰台も期待される。
山にはめっぽう強い集団だが、伝統的に平地や石畳には関心が薄い。例えばパリ〜ルーベは……2016年イルマノ・エルビティの9位がチーム史上唯一のトップ10入り!
text:宮本あさか