マテイ・モホリッチ
Bahrain - Victorious
マテイ・モホリッチMatej MOHORIČ
PROFILE
- チーム
- バーレーン・ヴィクトリアス
- 生年月日
- 1994年10月19日
- 身長/体重
- 185cm/72kg
- 国籍
- スロベニア
- Strava
- Matej Mohoric
- X
- @matmohoric
- matmohoric
- Matej Mohorič
- Archive
- 2023・2022・2020・2019
- 【Past results】
- 世界選手権グラベル:2023年優勝
- ジロ・デ・イタリア:区間1勝
- ツール・ド・フランス:区間通算3勝
- ブエルタ・ア・エスパーニャ:区間1勝
- 2015年:ジャパンカップ6位
- 2016年:ツアー・オブ・ハイナン総合3位
- 2017年:香港チャレンジ優勝
- 2018年:ツアー・オブ・オーストリア区間優勝、ベネルクス・ツアー合優勝、ドイツ・ツアー総合優勝&ポイント賞&ヤングライダー賞、グラン・プレミオ・インドゥストリア・エ・アルティジャナート優勝、国内選手権ロードレース優勝
- 2019年:ツール・ド・ポローニュ区間優勝、ミラノ〜サンレモ5位
- 2020年:リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ4位
- 2021年:ツール・ド・ポローニュ総合2位、ベネルクス・ツアー総合2位、クラシカ・サンセバスティアン2位、ツアー・オブ・スロベニア ポイント賞、国内選手権ロードレース優勝
- 2022年:ミラノ〜サンレモ優勝、パリ〜ルーベ5位、CROレース総合優勝
- 2023年:クールネ〜ブリュッセル〜クールネ3位、ツアー・オブ・スロベニア 区間1勝、ツール・ド・ポローニュ個人総合優勝&ステージ1勝、レネウィ・ツアー 区間1勝、クロ・レース 区間1勝
2012年にジュニアのロード世界王者となり、その翌年にはU23で世界の頂点に。後者においては、ダウンヒル区間でのクラウチング姿勢が大きな話題を呼び、以来しばらくはそのフォームが下りにおけるスタンダードになったほど。
2022年にミラノ〜サンレモを制したときには、メカニックに勧められるがまま使ったドロッパーシートポストで驚異的なダウンヒル。MTBで用いられるアイテムをロードに応用し、すぐに自分のものにしてしまった。このときも「サイクルロードレースシーンで流行るのでは?」といった声が多くあったが、さすがにこれには火が点かず。
29歳にしてすべてのグランツールでステージ優勝を経験。2023年のツールでも1勝を挙げた。たくさんのタイトルを手にしている今、目を向けているのはグラベルレース。「チームからの要請」で走った昨年、いきなり世界選手権を制してみせた。みずからに適性があると分かり、「ロードとは異なり競技全体がリラックスしている」というムードも気に入っている。急速に成長するシーンとともに歩むべく、ロードとグラベルを両立するつもりだ。
text:福光俊介