ワウト・プールス
Bahrain - Victorious
ワウト・プールスWout POELS
PROFILE
- チーム
- バーレーン・ヴィクトリアス
- 生年月日
- 1987年10月1日
- 身長/体重
- 183cm/66kg
- 国籍
- オランダ
- Strava
- Wout Poels
- @WoutPoels
- wout.poels
- 【Past results】
- ブエルタ・ア・エスパーニャ:2017年・2020年総合6位、区間1勝
- 2015年:ティレーノ〜アドリアティコ総合7位、ツアー・オブ・ブリテン総合2位、ミラノ〜トリノ5位
- 2016年:ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ総合優勝&ポイント賞&山岳賞、ラ・フレーシュ・ワロンヌ4位、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ優勝
- 2017年:ツール・ド・ポローニュ総合3位、ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ総合4位、ブエルタ・ア・アンダルシア総合4位
- 2018年:ブエルタ・ア・アンダルシア総合2位&ポイント賞、パリ〜ニース区間優勝、ツアー・オブ・ブリテン総合2位
- 2019年:ツアー・ダウンアンダー総合3位、ヴォルタ・アン・アルガルヴェ総合3位、クリテリウム・デュ・ドーフィネ総合4位
- 2020年:ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ総合6位
- 2021年:ツール・ド・ラ・プロヴァンス総合4位
- 2022年:ブエルタ・ア・アンダルシア総合優勝
すったもんだの末に——チーム側から「さようなら」ツイートが投稿された——10月後半に、ようやく契約を1年更新した。クリストファー・フルームのグランツール総合7勝中4勝を支えた名アシストは、この5月のジロではミケル・ランダのために、その山の脚と豊かな経験とをフル活用する。
補佐役だけに徹するつもりはない。自らの成績も同時に追い求める。グランツールの成功が、どうしても欲しいのだ。2011年ブエルタのアングリルで区間2位に入り、その8年後に、勝者降格によりステージ優勝が記録されたけれど——フルームには総合優勝が——、やっぱりレース現場で本物の勝利を手に入れたい。
だから昨夏のツールでは何度も山で大逃げに試みた。山岳賞首位にも4日間君臨した。残念ながら、最終的には、区間もジャージも手に入らなかった。
2016年リエージュ覇者は、この2月、3年ぶりに勝利をつかみとった。チーム加入後初めての優勝であり、自らの能力に対する自信を取り戻し、チームメイトたちと共に積んできた準備に確信を与えてくれた、そんな1勝だった。
text:宮本あさか