新城幸也

新城幸也Yukiya ARASHIRO

PROFILE

チーム: バーレーン・ヴィクトリアス
生年月日: 1984年9月22日
身長/体重: 170cm／64kg
国籍: 日本
Strava: Yukiya Arashiro
Twitter: @YukiyaArashiro
Instagram: yukiyaarashiro

【Past results】
ツール・ド・フランス：区間敢闘賞2回
2006年：ツール・デュ・リムザン総合3位
2007年：国内選手権ロードレース優勝、ツアー・オブ・ジャパン区間優勝
2008年：ツール・ド・おきなわ総合優勝、ツール・デュ・リムザン総合3位
2009年：ダンケルク4日間レース総合9位
2010年：クリテリウム・シクリスト・インターナショナル・デ・キヤン優勝、パリ〜トゥール5位、世界選手権9位
2011年：アジア選手権ロードドレース優勝、国内選手権ロードレース2位
2012年：ツール・デュ・リムザン総合優勝
2013年：国内選手権ロードレース優勝、ツール・デュ・リムザン総合2位
2014年：アムステルゴールドレース10位
2015年：ジャパンカップ3位、パリ〜カマンベール5位、ショレ＝ペイ・ド・ラ・ロワール6位
2016年：ツアー・オブ・ジャパン区間優勝、ジャパンカップ9位、アジア選手権ロードレース2位
2017年：アジア選手権チームタイムトライアル2位、香港チャレンジ3位
2018年：アジア選手権チームタイムトライアル優勝、ツール・ド・台湾総合優勝
2019年：さいたまクリテリウム優勝

経験を重ねるにつれて、いぶし銀のように輝きを増していく。トップチームでのプロ生活も14年目に突入し、チームの頼れるベテランとして、今季もビッグレースで集団先頭を牽引し続ける。

グランツールは15回出場・全完走。中でも昨シーズンは2つのグランツールで、チームメートを総合表彰台に送り込む活躍を披露。しかもジロではダミアーノ・カルーゾの総合2位と共に、チーム全体が罰金違反のない「フェアプレー賞」で首位につけたことで最終日の表彰台を楽しみ、ブエルタではジャック・ヘイグが総合3位、チームは総合首位と、やはり新城自身も最終日に表彰台に上った。

この春のミラノ〜サンレモでは、同僚マテイ・モホリッチのモニュメント制覇に立ち会ったし、37歳で生まれて初めてパリ〜ルーベを走るという貴重な体験も。

日本ロードレース界の第一人者としても、変わらず存在感を放ち続ける。全日本ロードチャンピオン2回、アジア王者1回。世界選手権には12回選出され、2010年大会9位という輝かしい成績も収めている。オリンピックも3大会連続で参戦した。もちろんわずか2年後に迫るパリ五輪も……現役として走るつもりだ！

text：宮本あさか