リゴベルト・ウラン
EF Education - EasyPost
リゴベルト・ウランRigoberto URÁN
PROFILE
- チーム
- EFエデュケーション・イージーポスト
- 生年月日
- 1987年1月26日
- 身長/体重
- 173cm/63kg
- 国籍
- コロンビア
- Strava
- Rigoberto Uran
- @UranRigoberto
- rigobertouran
- 【Past results】
- ジロ・デ・イタリア:2012年ヤングライダー賞、2013年・2014年総合2位、2016年総合7位、区間通算2勝
- ツール・ド・フランス:2017年総合2位、2019年総合7位、2020年総合8位、区間1勝
- ブエルタ・ア・エスパーニャ:2018年総合7位
- 2012年:ロンドン五輪ロードレース銀メダル、グラン・ピエモンテ優勝、イル・ロンバルディア3位
- 2014年:ツアー・オブ・オマーン総合3位
- 2015年:国内選手権個人タイムトライアル優勝、ティレーノ~アドリアティコ総合3位、グランプリ・シクリスト・ド・ケベック優勝
- 2016年:イル・ロンバルディア3位、ジロ・デッレミリア3位、ミラノ〜トリノ3位
- 2017年:ミラノ〜トリノ優勝、ジロ・デッレミリア3位
- 2018年:ツアー・オブ・スロベニア総合2位、ジロ・デッレミリア2位、ツアー・コロンビア総合3位、イル・ロンバルディア4位
- 2019年:ルート・ドクシタニー総合3位、ツアー・コロンビア総合6位
- 2021年:ツール・ド・スイス総合2位
プロ人生17年目で、実はわずか14勝しかあげていない。グランツールの区間が3勝に、グランプリ・ケベックを含むワンデーが3勝。なんとステージレースの総合優勝さえ、いまだかつて手にしたことがない。
決して表彰台の数も多くはない。それでも格の高いレースで、ワンデーでもステージレースでも、成績を残してきた。ロンドン五輪で2位、イル・ロンバルディア3位が3回、ツール・ド・フランス総合2位、ジロ・デ・イタリア総合2位が2回……。
もちろん数字だけで、ウランのすべてを表すことなど不可能だ。コロンビア人選手として初めてマリア・ローザをまとい、祖国に自転車フィーバーを起こし、間違いなく現在のコロンビア自転車界隆盛を基盤を築いた張本人だ。
しかもプロ入り直後からバイクやウェアを祖国の自転車クラブに寄付し続けているし、2018年以降は有名選手を招待した自転車レース「ジロ・デ・リゴ」を南米で開催している。さらに自ら起業することで、祖国の若者の就労場所も作り出す。実のところコロンビアでは、最も成功したアスリート実業家として知られているのだとか。
text:宮本あさか