パスカル・アッカーマン
BORA - HANSGROHE
パスカル・アッカーマンPascal ACKERMANN
PROFILE
- チーム
- ボーラ・ハンスグローエ
- 生年月日
- 1994年1月17日
- 身長/体重
- 180cm/78kg
- 国籍
- ドイツ
- @Ackes171
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- Past results:
- ジロ・デ・イタリア:2019年ポイント賞、区間通算2勝
- ブエルタ・ア・エスパーニャ:区間通算2勝
- 2017年ツール・ド・ベルリン区間優勝
- 2018年ツール・ド・ロマンディ区間優勝、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ区間優勝、ツール・ド・ポローニュ区間優勝、国内選手権ロード優勝
- 2019年クラシカ・デ・アルメリア優勝、エシュボルン=フランクフルト優勝、ツール・ド・ポローニュ区間優勝、ドイツ・ツアー区間優勝
- 2020年クラシカ・デ・アルメリア優勝、UAEツアー区間優勝、ティレーノ〜アドリアティコ ポイント賞
- 2021年ドイツ・ツアー区間優勝
マイヨ・ヴェール7回受賞のサガンの所属チームで、これまで過去1度しか起こらなかったこと。それが「ピュアスプリンターのツール・ド・フランス出場」であり、2014年大会で、サガンと共にエリア・ヴィヴィアーニがフランス一周を走っている。開幕前に「僕にもスプリントチャンスがあるといいなぁ」と語ったヴィヴィアーニは、結局1度もスプリントせずに3週間を終えた。
そして2021年、ついに2度目が訪れるかもしれない。2019年ジロ区間2勝&ポイント賞、2020年ブエルタ区間2勝のアッカーマンが、サガンと共にツールのスタートラインに立つらしいのだ。元同僚サム・ベネットは我慢できずに飛び出していったが、27歳のドイツ人スプリンターは、5年間じっと待った甲斐あったというものである。
重量級スプリンターが好む平地クラシック転戦もまた、サガンのチームでは決して簡単ではない。スヘルデプライス2位、デパンネ2位、ノケーレコルセ2位と、ベルギーワンデーの適正を十分に証明しているし、数年前から石畳ビッグレースを「走ってみたい」とアピールしているものの、サガン加入前にツール・デ・フランドルを2度走っただけで、パリ〜ルーベは参加のチャンスさえいまだに巡ってこない。そういうわけで今年ようやくミラノ〜サンレモにも初挑戦予定。
text:宮本あさか