ディラン・トゥーンス

BAHRAIN VICTORIOUS
ベルギー

ディラン・トゥーンスDylan TEUNS

ディラン・トゥーンス
PROFILE
チーム
バーレーン・ヴィクトリアス
生年月日
1992年3月1日
身長/体重
184cm/66kg
国籍
ベルギー
twitter
@dylan_teuns
Instagram
dylanteuns
  • Past results:
  • ツール・ド・フランス:区間通算2勝
  • 2015年クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ区間優勝、ヘル・ファン・ヘット・メルヘラント3位、ツール・ド・ベルギー 総合4位
  • 2017年フレッシュ・ワロンヌ3位、ツール・ド・ワロニー総合優勝&区間2勝、ツール・ド・ポローニュ総合優勝&区間1勝、アークティック・レース・オブ・ノルウェー総合優勝&区間2勝
  • 2018年イル・ロンバルディア3位
  • 2019年クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ区間優勝
  • 2020年ブエルタ・ア・アンダルシア区間優勝

平均勾配8.5%、最大勾配24%の「スーパー」プランシュ・デ・ベルフィーユが、生まれて初めて手にしたツール区間勝利の舞台だった。もちろん数あるクラシックの中では、平均9.8%、最大26%の「ユイの壁」を誇るフレーシュ・ワロンヌが大好物(最高3位)。ロンバルディアもU23版で2位、エリート版で自己最高3位。


こんな激坂ハンターが、昨秋、生まれて初めて本格的にフランドルクラシックを走った。「驚くことに」好成績を並べた。だから今後は石畳と起伏の両方を、思い切って攻める。


ちなみに日程的にも地形的にもフランドルとアルデンヌの「移行レース」として知られるブラバンツ・ペイルが、生まれ故郷に一番近く、キャリア中に絶対に勝ちたいレースのひとつ。もちろん「まずはベルギー国内のセレクションを勝ち取らなきゃ」ならないが、東京五輪も地形的にはパーフェクトだと感じている。


ところで2019年7月11日のプランシュ・デ・ベルフィーユ区間から約3ヶ月後、恋人と一緒に自らの勝利の地を訪れ……プロポーズ。激坂のてっぺんで「Yes」の回答を得た!

text:宮本あさか 写真:©Bettiniphoto