TEAM DETAILS 東レアローズ滋賀

INFORMATION

略称
東レ滋賀
ホームタウン
滋賀県大津市
ホームアリーナ
滋賀ダイハツアリーナ
創設
2000年
最近の成績
2019-20シーズン DIVISION1 6位/スターカンファレンス2位(14勝7敗)
2020-21シーズン DIVISION1 準優勝/レギュラーラウンド1位(21勝0敗)
2021-22シーズン DIVISION1 3位/レギュラーラウンド2位(26勝7敗)
2022-23シーズン DIVISION1 準優勝/レギュラーラウンド1位(26勝7敗)
2023-24シーズン DIVISION1 8位(8勝14敗)
公式SNS

2000年7月で活動を休止した名門のユニチカ・フェニックスを同年9月に引き継ぎ、チームを創設。2007-08シーズンにV・プレミアリーグで初優勝を果たすと、破竹の勢いでリーグ3連覇を達成。2012-13シーズンまでの6シーズンで4回優勝、2回準優勝と圧倒的な成績を収めた。

2020-21シーズンには、コーチを務めていた越谷章が監督に昇格。サーブレシーブの名手として代表でも活躍した越谷は、「サーブレシーブは正確に打ち返すより、失点しないことを意識すればいい」という指導のもと、課題の守備を変えた。

このシーズンは石川真佑や、黒後愛、関菜々巳ら、日本代表選手の活躍で、レギュラーラウンドからセミファイナルまで全勝したが、惜しくもファイナルで敗れ、リーグ戦初黒星で優勝を逃す結果となった。毎年のように優勝争いに食い込んでいたものの、昨シーズンは主力選手の退団もあり、8位と低迷した。

今シーズンは代表経験のある3名が加入。トルコリーグのガラタサライから田代佳奈美が7年ぶりに復帰。世界を知るセッターとして、そのトスワークは今後を担う川副華笑の手本となるだろう。

また、昨シーズン、ベスト6とVリーグ栄誉賞を受賞した攻撃型ミドルブロッカーの青柳京古、高い打点からの力強いスパイクとサーブが魅力のアウトサイドヒッター、大川愛海にも即戦力としての期待がかかる。

また、昨シーズンの得点王に輝いたヌワカロール シルビアチネロの強烈なスパイクにも注目だ。イタリア代表としても主力で活躍する彼女の攻撃は多くのファンを魅了した。

他にも、昨シーズン途中に内定選手として加入し、躍動感あふれるプレーで何度もチームを救ったリベロの松岡芽生からも目が離せない。真価が問われる今年は背番号を「19」から「5」に変更し、新たな決意を胸に挑む。

チーム名を「東レアローズ滋賀」に変更して迎える今シーズンは、「繋」というスローガンを掲げ、全ての繋がりを大切にし、一瞬に想いをかけ、執念を持ち、優勝を掴み取る。

TEXT:長瀬竜征(PLANTONE)

LIST OF PLAYERS