TEAM DETAILS
ヴォレアス北海道
INFORMATION
日本で初めて、所属選手全員がプロという純然たるプロクラブチームとして、2016年に誕生。2017-18シーズンからVリーグに参戦している。新鮮かつ大胆なブランディングなど独自路線を突き進み、北の大地で着々と発展を遂げている真っ只中だ。
リーグ参戦初年度から、Vリーグディビジョン3で連覇を遂げて、2019-20シーズンからはディビジョン2へ昇格。そこから2シーズン連続で2位と、ディビジョン1との入れ替え戦に進むも、コロナ禍による試合の中止なども含めて、あと一歩が及ばない状況が続いた。
それでも、2021-22シーズからディビジョン2で連覇を果たし、2022-23シーズンは、大分三好ヴァイセアドラーとの入れ替え戦を制して、悲願のリーグ最上位カテゴリーへの昇格を果たしている。
初のディビジョン1参戦となった昨季は3勝33敗と苦しい結果になった。それでもジェイテクトSTINGS(現・ジェイテクトSTINGS愛知)からの勝ち星や、結果的にリーグ王者となったサントリーサンバーズ(現・サントリーサンバーズ大阪)を相手にフルセットを演じるなど、今後の飛躍につながるきっかけはつかんだ。
リーグ参戦初年度からチームを指揮するエド・クラインHC(ヘッドコーチ)は、引き続き采配を振り、さらなる飛躍が望まれる今季。ポイントゲッターの張育陞は昨季、総得点694得点でリーグ5番目の数字を挙げるなど実力を証明し、チームを先導する。
また、エド監督が2022-23シーズンを前に獲得を所望したセッターの山岸隼や、パスヒッターとして攻守で要となるアウトサイドヒッターの戸田拓也らは年々存在感を増している。
そこに今季は、中高大とすべてのカテゴリーで日本一を経験してきたリベロの荒尾怜音や、VC長野トライデンツで2022-23シーズンまでエースを担っていた池田幸太が加わったほか、Vリーグ参戦初年度の2017-18シーズン優勝で立役者となった陳建禎が復帰加入。あらゆるポジションで選手層を厚くし、SVリーグに挑む。
発足時から掲げるチームスローガンは「Children of the Revolution」(革命の子ら)。変革に着手した国内リーグにおいても、お手本となるような仕掛けをこれからも手がけていく。
TEXT:坂口功将
MOVIE
PLAYERS
田城 貴之
TAKAYUKI TASHIRO
井上 仁
JIN INOUE
山岸 隼
JUN YAMAGISHI
戸田 拓也
TAKUYA TODA
外崎 航平
KOHEI TONOZAKI
荒尾 怜音
REON ARAO
張 育陞
CHANG YU-SHENG
谷尻 勝将
KASSYO TANIJIRI
古賀 健太
KENTA KOGA
本澤 凌斗
RYOTO HONZAWA
陳 建禎
CHEN CHIEN CHEN
池田 幸太
KOTA IKEDA
鍬田 憲伸
KENSHIN KUWADA
ティモ タンメマー
TIMO TAMMEMAA
ニキタ ゾロトゥーヒン
NIKITA ZOLOTUKHIN
三好 佳介
KEISUKE MIYOSHI