東京グレートベアーズ

プロフィール

呼称
東京GB
ホームタウン
東京都渋谷区
ホームアリーナ
国立代々木競技場 第二体育館
創設
2022年(FC東京は1948年)
成績
2020-21シーズン Vリーグ DIVISION1 8位(8勝27敗)
2021-22シーズン Vリーグ DIVISION1 8位(9勝25敗)
2022-23シーズン Vリーグ DIVISION1 8位(10勝26敗)
2023-24シーズン Vリーグ DIVISION1 7位(17勝19敗)
2024-25シーズン SVリーグ 5位/レギュラーシーズン5位(23勝21敗)

※2021-22シーズンまでは「FC東京」
公式SNS

コメント

2024-25シーズンはクラブ創設以来、初となるチャンピオンシップ進出を果たしたものの、クォーターファイナルにて、ジェイテクトSTINGS愛知に敗れ、総合5位に終わった。2025-26シーズンは主将の古賀太一郎に加え、新しく副主将に柳田将洋が就任。両名がチームを牽引し、初優勝を目指す。

セッターはベテランの深津旭弘と今橋祐希が中心となるが、昨シーズンから内定選手としてチームに帯同していた黒川竜星にも注目したい。内定直後より「サーブはすぐにでも戦力となる」とカスパー・ウォリネン監督に高く評価されていた。今シーズンは重要な場面での起用が増えそうだ。

新しく加入する外国籍選手はヤン・コザメルニクと、バルトシュ・クレク、ルチアーノ・ヴィセンティンの3名。コザメルニクは身長204cmを誇るミドルブロッカー。スロベニア代表としても活躍している。2023年からはイタリアの強豪トレンティーノでプレーし、リーグ優勝も経験している。

ヴィセンティンはアルゼンチン出身のアウトサイドヒッター。母国の代表のみならずドイツ、ポーランド、トルコのプロリーグでプレーした。まだ25歳と若いだけに、伸びしろにも期待できる。

そして、2023-24シーズンまでウルフドッグス名古屋でプレーしていたクレクの日本復帰もうれしいニュースだ。クレクは名古屋時代にVリーグの優勝に貢献。その言動、バレーボールに向き合う姿勢など、同僚だけではなく対戦相手からも尊敬される一流プレーヤーである。チームにどんな影響を与えてくれるのか注目したい。

新戦力はSTINGS愛知から移籍した村山豪に注目だ。192cmとミドルブロッカーとしては決して大柄ではないが、スピードのあるプレーでミドルブロッカーの定位置争いに挑む。

世界を知るコザメルニクに加え、昨シーズン、サーブにブロックにと活躍した大竹壱青、成長著しい伊藤吏玖、プレシーズンマッチでは山田大悟も存在感を示している。ミドルブロッカー陣の層が厚くなった今季、どのような戦いを繰り広げるのか。攻撃の布陣にも注目したい。

TEXT:市川忍

東京グレートベアーズ 関連動画