TEAM DETAILS 広島サンダーズ

INFORMATION

略称
広島TH
ホームタウン
広島県広島市
ホームアリーナ
広島グリーンアリーナ
創設
1931年
最近の成績
2019-20シーズン DIVISION1 4位/レギュラーシーズン3位(21勝6敗)
2020-21シーズン DIVISION1 6位(17勝19敗)
2021-22シーズン DIVISION1 6位(15勝19敗)
2022-23シーズン DIVISION1 7位(16勝20敗)
2023-24シーズン DIVISION1 4位/レギュラーシーズン4位(22勝14敗)
公式SNS

4シーズンぶりにファイナル6進出を果たした昨シーズン、パナソニック(現・大阪ブルテオン)にセミファイナルで敗れたが、最後まで上位争いを繰り広げた。

攻守の中心となっていたアーロン ラッセルは退団したが、今シーズンはオレオル カメホ、フェリペ ロケが加入。2m12のサウスポーエースであるロケ、中国、韓国リーグにも在籍し、アジアでも豊富な経験を持つカメホがどんな活躍を見せるか注目だ。

ラッセル、オポジットの江川だけでなく、2シーズン指揮を執ったラウル ロサノ監督も勇退、今シーズンからはカルロス ハビエル ウェベル監督が就任した。

現役時代はアルゼンチン代表のセッターとしてソウル、アトランタ、シドニー、アテネと五輪に4度出場。コーチとしても母国のアルゼンチンリーグや、ポーランドリーグでクラブを率いるだけでなく、2022年からはアメリカ代表のコーチとしても実績を残した。練習中から積極的に指示を出す熱さもチームにとっては新たな活力となるのは間違いない。

昨シーズンをこえる成績を目指すべく、チームの中心となるのは昨シーズン移籍加入し、正セッターの座をつかんだ前田一誠だ。ウルフドッグス名古屋でも優勝経験を持ち、丁寧かつ様々な攻撃を活かしたトスワークが武器。同じく移籍加入の三輪大将のミドルからの攻撃も積極的に織り交ぜ、多彩な攻撃を展開する。

加えて、攻撃の柱としての活躍が期待されるのが、2022年のアジア大会に出場し、昨シーズンも日本代表Bで活躍したアウトサイドヒッターの新井雄大。跳躍力を活かし、高い打点からのパワーあふれるスパイクは周囲と音が違う。同期で同じアウトサイドヒッターの坂下純也とともに、持ち味を最大限に発揮し、さらなる飛躍を誓う。

攻撃陣だけでなく、リベロ陣にも役者が揃う。闘志あふれるプレーで昨シーズンもチームをけん引した唐川大志、副将も務める西村信に、今シーズンは地元広島出身の高木啓士郎も加わった。

高木は東海大学時代には、リベロ賞を数多く受賞した守備のスペシャリストであり、ユニバーシアード日本代表にも選出された。手堅い守備から勝利をつかむ、豪華なリベロ陣の活躍、チーム内競争も楽しみなシーズンとなりそうだ。

TEXT:田中夕子

MOVIE

PLAYERS