広島サンダーズ

プロフィール

呼称
広島TH
ホームタウン
広島県広島市
ホームアリーナ
広島グリーンアリーナ
創設
1931年
成績
2020-21シーズン Vリーグ DIVISION1 6位(17勝19敗)
2021-22シーズン Vリーグ DIVISION1 6位(15勝19敗)
2022-23シーズン Vリーグ DIVISION1 7位(16勝20敗)
2023-24シーズン Vリーグ DIVISION1 4位/レギュラーラウンド4位(22勝14敗)
2024-25シーズン SVリーグ 6位/レギュラーシーズン6位(18勝26敗)
公式SNS

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1931年創部、SVリーグ所属チームの中で最も長い歴史を持つ。2014-15シーズンに悲願のリーグ初優勝を遂げたが、ヴェセリン・ヴコヴィッチ監督の退任後は、苦しいシーズンが続いた。

ようやく光明が差したのは2023-24シーズン、4季ぶりにファイナル6進出を果たし、昨季もレギュラーラウンド終盤まで日本製鉄堺ブレイザーズとチャンピオンシップ進出をかける激しい順位争いの末、最終節で逆転、チャンピオンシップ進出を遂げた。

昨季就任したカルロス・ハビエル・ウェベル監督のもと、ブロックとレシーブが連動したシステム構築など、新たなサンダーズスタイルが築かれて行く中、チームの主軸として成長を遂げたのがアウトサイドヒッターの新井雄大。

ルーキーイヤーから出場機会は得たが、長所である攻撃面よりも、やや不得手とされるディフェンス面ばかり着目されてきたが、ウェベル監督の就任でディフェンス力も大きく進化。攻守において安定感も目立ち、シーズンを通して全試合でスタメン出場を果たす不動の存在となった。

新井と同様にミドルブロッカーの三輪大将も昨季はレギュラーラウンド、チャンピオンシップを通じて全試合、全セットに出場。VC長野でスパイク賞を受賞した実力者はリーグ随一の攻撃力に加え、ブロック、サーブも磨かれ、まさに鉄人ぶりを発揮した。

ミドルブロッカーの安永拓弥、リベロの唐川大志といった長年、苦難の時代も歩んできたベテラン選手が昨季限りで引退したが、三輪やリベロの高木啓士郎、坂下純也といった実力を備えた中堅、若手陣も揃い、今季はそこに日本代表で世界選手権にも出場したセッターの永露元稀、ミドルブロッカーで地元尾道出身の西本圭吾も加わった。

外国籍選手も昨季に続いてプレーするオポジットで、212cmのサウスポーエース、フェリペ・モレイラ・ロケに加え、UCLAで2度の大学チャンピオンに輝き、今季のアメリカ代表でもプレーするクーパー・ロビンソン、220cmのオポジットでU21キューバ代表として世界選手権にも出場したダニエル・マルティネス・カンポスも新加入。

きっかけをつかめば爆発的な成長につながるポテンシャルを擁した選手が揃う今季、ウェベル監督のもと、昨季は超えられなかったベスト4、頂点を目指す戦いに臨む。

TEXT:田中夕子

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