松田凜日

ラグビー女子日本代表選手名鑑

松田凜日

Rinka MATSUDA

生年月日

2001年12月5日
出身

東京都
所属

日本体育大学ラグビー部女子
ポジション

FB（フルバック）／CTB（センター）／WTB（ウイング）
身長／体重

170cm／77kg
主な経歴

府中ジュニアラグビースクール
國學院大学栃木高校
日本体育大学
日本代表キャップ

6
※2022年9月25日時点
ツイッター／インスタグラム

@rinka_rugby／@rinka7328

父娘でワールドカップ出場を目指す。ポテンシャルの高いバックスリー

元日本代表FBでワールドカップに4大会出場し、東芝でもプレーした父・松田努氏の勧めで小学3年のとき、府中ジュニアラグビースクールで競技を始めた。中学3年からセブンズの日本代表候補合宿に呼ばれた逸材だった。高校は親元を離れて國學院栃木高校に進学し、3年の春に香港のワールドセブンズ昇格大会で７人制の女子日本代表デビューを果たした。

大学は日本体育大学に入学し、大学2年時の2021年、当初東京五輪の代表に選ばれながらも、直前のケガで出場は叶わなかった。その後、15人制に転向し、2022年春のオーストラリア遠征で日本代表に初招集され、フィジー代表戦でWTBとして先発出場し、初キャップを獲得した。

そのまま日本代表に定着し、7月の南アフリカ代表戦では父と同じFBとしてプレーし、大きな存在感を示した。8月に行われたアイルランド代表との第2テストマッチでは、力強いランとフィジカルで2トライを挙げて勝利に大きく貢献した。ワールドカップ直前のニュージーランド代表戦では再びWTBとしてもプレーしている。

ワールドカップに出場すれば、日本代表として父娘で出場した初の選手となる。今大会後は再びセブンズでプレーする意向を示しているが、世界の舞台でそのポテンシャルを見せたい。

◆幼い頃から東芝の選手たちに「父親と走り方が似ている」と言われていた。本人も「父親と性格が似ている」と話していた。高校時代、代表活動と修学旅行の日程が重なり、修学旅行を選んだという。好きな寿司ネタはブリ。愛称は「りんか」「りんちゃん」。

TEXT by 斉藤健仁
© JRFU