山本実

女子日本代表選手紹介

山本実

Minori YAMAMOTO

生年月日

1996年12月9日
出身

神奈川県
所属

YOKOHAMA TKM
ポジション

SO（スタンドオフ）
身長/体重

169cm／70kg
主な経歴

東海大相模高校→日本体育大学→MIE PEARLS→ウスター→セール・シャークス
日本代表キャップ

37
※2025年8月1日時点
X（旧Twitter）

@rugby1209

イングランドで進化。3大会連続出場のベテラン司令塔

明治大学で選手だった父の影響もあり、小学校2年時に神奈川・田園ラグビースクールでラグビーを始める。東海大相模高校に進学し、花園U18セブンズにも出場した。

日本体育大学進学後、15人制日本代表に定着し、2016年に女子15人制ワールドカップアジア予選、2017年ワールドカップ本大会でも10番をつけ、日本代表の中心選手として活躍した。

2018年、日本体育大学で7人制（太陽生命シリーズ総合優勝）、15人制（全国女子選手権）を主将としてチームを引っ張り、完全制覇達成に貢献し。7人制では年間総合MVPに輝いている。

2019年からMIE PERLESに所属し、スコットランド代表戦でも10番として日本代表を勝利に導いた。2021-22シーズンは、日本代表を率いるレスリー・マッケンジーHC（ヘッドコーチ）の勧めもあり、イングランドのウスターで主力としてプレーし、大きく成長した。

2022年のワールドカップではCTBとして2試合に先発、控えから1試合に出場した。2023年からは再びSOとしてプレーし、2024年からは地元のYOKOHAMA TKMに所属している。

キック、パス、ランとスキルに長けており、総合力の高いSO（スタンドオフ）で、FB（フルバック）としてのプレーも可能だ。経験値も高くワールドカップに3大会連続で出場し、自身がプレーしたイングランドの地で日本代表の勝利に貢献したい。

◆父・竜生さんは東海大相模高校、明治大学、日本IBMで活躍。弟・FL（フランカー）龍亮は桐蔭学園、明治大学で活躍し、現在は狭山セコムラガッツでプレーする。趣味は筋トレ。イングランドでプレー面だけでなく英語も上達し、カフェに行ってチームメイトと話すことも好きになった。座右の銘は「継続は力なり」。愛称は「Max」。

TEXT by 斉藤健仁
© JRFU