小牧日菜多

女子日本代表選手紹介

小牧日菜多

Hinata KOMAKI

生年月日

2001年5月9日
出身

京都府
所属

東京山九フェニックス
ポジション

PR（プロップ）
身長／体重

165cm／78kg
主な経歴

石見智翠館高校→日本体育大学
日本代表キャップ

21
※2025年8月1日時点

キャリーが武器、スクラムでも成長中の左PR

小学校時代はタグラグビーを経験し、中学校1年から京都JOINUSでラグビーを始めた。石見智翠館高校から15人制へ。日本代表のWTB（ウイング）今釘小町らと同期で、PR（プロップ）でプレーした。

2年時は半年間、ニュージーランドのクライストチャーチ・バーンサイドハイスクールに留学し、クラブチームでMVPに輝いたこともある。高校3年時は副キャプテンも務め、2019年度の第2回全国U18女子セブンズ優勝、2019年度にはU18花園15人制に出場し、日本代表のTID（タレント発掘）キャンプにも呼ばれた。

高校卒業後は日本体育大学に進学。大学2年時の2021年11月14日に行われたスコットランド代表戦に途中出場。日本代表初キャップを獲得した。その翌年のワールドカップメンバーにも選ばれ、控えから3試合全てに出場した。

大学では共同キャプテンも務め、卒業後は東京山九フェニックスに加入。日本代表でも先発の機会を増やしていき、2025年はカザフスタン代表戦、ホンコン・チャイナ戦に続き、スペイン代表戦の第1テストで1番を背負い、2トライを挙げた。

強力なフィジカルを生かしたボールキャリーが最大の持ち味で、スクラムでも成長を見せている。フィールドプレーだけでなく、スクラムでもアピールして、初のワールドカップ先発出場を目指す。

◆上京中学時代は今釘と一緒に京都JOINUSでプレーし、一緒に石見智翠館高校に進学した。高校時代の2019年8月、甲子園での高岡商業vs.石見智翠館戦を現地で観戦している。試合前にスキマスイッチの「ハナツ」を聞いて、気持ちを高めている。

TEXT by 斉藤健仁
© JRFU