No.33 エルフィン・エバンス
No.33 エルフィン・エバンス

- チーム
- TOYOTA Gazoo Racing WRC
- 出身地
- イギリス
- 生年月日
- 1988年12月28日(35歳)
- コ・ドライバー
- スコット・マーティン
イギリス出身のエルフィン・エバンスは元フォードのラリードライバーだった父を持つ。2014年から「M-Sport」のドライバーとしてWRカーでフル参戦を始めた。
エバンスは2017年の地元のウェールズ・ラリーGBでWRC初優勝を達成。エバンスは近年では少なくなったイギリス人ドライバーの中でトップクラスのドライバーであることを証明した。
2020年からは「トヨタ」に移籍。スノーラリーのラリー・スウェーデンで移籍後の初優勝を果たし、コロナ禍の7イベントで2勝をマークし、チームメイトのセバスチャン・オジェとチャンピオン争いを展開。翌年も2勝をマークし、オジェとタイトルを争うがまたもや名手オジェにタイトルを奪われてしまった。
2022年には同じタイミングで「トヨタ」に加入したカッレ・ロバンペラが台頭。エバンスは1勝も飾れずにシーズンを終えてしまう。しかしながら、グラベル、ターマックともに実力を発揮するエバンスの評価は高く、2023年も3勝をマーク。ラリージャパンではチャンピオン争いで敗れたチームメイトのオジェ、ロバンペラに大きな差をつけて優勝。トヨタの地元での表彰台独占に貢献した。
「トヨタ」のエース格に昇格した2024年だが、エバンスは今季の優勝がまだ一度もなし。ラリージャパンの2連覇で来季に向けた存在感を示したいところだ。