ツール・ド・フランス2024

STAGE 10

第10ステージ

オルレアン>サン=タマン=モンロン

187.3 km
7月9日(火)午後9:00 - 深夜2:05
J SPORTS 4J SPORTSオンデマンド
【現地実況・解説版】ステージ全編 午後7:55 - 深夜3:05
J SPORTSオンデマンド限定
【デイリーハイライト】7月10日(水)午後8:45 - 午後9:00
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強風のせいで今大会屈指の過酷な1日となるかも

コースの特徴

コースマップ

ラインステージとしては今大会で最も獲得標高が少なく(950m)、山岳ポイントが一切発生しない唯一のラインステージ。地形的にはこれ以上ないほど簡単で、普通に考えればピュアスプリンターの独壇場だ。しかし1回目の休息日を明けたプロトンは、必ずしも今大会で最も簡単な1日を過ごせるわけではない。むしろ強風のせいで、今大会屈指の過酷な1日となるかもしれない。

むき出しの風が選手たちに襲い掛かる

史上初めてパリに立ち寄らないツール一行が、今大会では最もパリに近い地、オルレアンから走り出す。ステージの序盤3分の2ほどは、深い緑と無数の沼地で知られるソローニュの森をほぼひたすら南下するから、静かに、つつがなく、レースは進むのだろう。ところが終盤戦に差し掛かり、残り60km前後で道を東に折れると、突如としてむき出しの風が選手たちに襲い掛かる。楽しくも恐ろしい横風分断区間の始まりだ!

さらにはラスト30km前後から、立て続けに3つの方向転換が待っている。2013年大会、わずか14人しか先頭集団に残れなかった魔の第13ステージで、やはり横風分断が発生したのが、まさしくこの近辺だった。しかも11年前は14人中なんと6人がサクソバンクの選手で、エースのコンタドールは、フィニッシュ地のサン・タモン・モンロンで当然のようにあらゆる総合勢から1分以上ものタイムを稼いでしまった。ニースでのマイヨ・ジョーヌを夢見る総合エースたちは、吹きすさぶ風の中、必死に食らいつかねばならない。



MAP



Fumyのステージチェック

fumyのステージチェック

まさに風が強い地域。もちろんその日の風向きにもよりますけど、南北に移動するコースだと、たいていは風の影響を受けるんですよね。フィニッシュの隣町を起点に行われていたシャトールー・クラシックでは、風分断のせいで4位と表彰台に乗れなくて、悔しい思いを味わったこともありました。

総合系選手にとってはストレスの多い1日になるはず。サイクリストとしての真価を問われる重要なステージになりそうです。自転車とは、登りだけではないのだ……と。

ただ、総合リーダーが単体で遅れることは、まずありえないんですよ。経験値の高いチームメイトが側についていれば、横風の危険はたいてい切り抜けられる。つまりチームのサポート体制がしっかりしていれば、リーダーは前に残れるんです。……EFとかモビスターとかって、こういう場面でリーダーが下がってしまうイメージがあります。個々は実力者だとしても、総合系チームとしての「まとまり」がいまいち足りないのかもしれません。

最後に向けた微妙な位置に「こぶ」

スプリンターにとって気になるのは、むしろラスト7〜8kmにある「こぶ」ですね。ちょぴっとに見えるけど、40mくらい上昇します。道幅も広いので問題はないとは思いますが、こういうのが一番厄介です。スプリントの場合、ラスト5kmまでに前に上がっていければ、ポジション取りには間に合う。でも、ちょうどその手前の、微妙なところにありますから。スプリンターにとってはできるだけ息を整えておきたいタイミングなのに、前に出るためには息を上げなきゃならなくなる。なんだか鬼門となりそうです。

解説:別府史之/文:宮本あさか



Difference in height
高低差図
高低差図
Time schedule
タイムスケジュール
残り距離 ポイント 現地時間 日本時間
47 km/h 45 km/h 43 km/h 47 km/h 45 km/h 43 km/h
187.3 km オフィシャル
スタート
13:25 13:25 13:25 20:25 20:25 20:25
130.2 km 中間SP 14:38 14:41 14:45 21:38 21:41 21:45
0.0 km フィニッシュ 17:24 17:35 17:46 00:24 00:35 00:46

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