コースの特徴
黒海に、ばら色の長い週末が訪れる。ブルガリアで最も重要な聖名祝日「聖ゲオルギの日」である5月6日(水)に、華やかにチームプレゼンテーションが執り行われ、通常の大会よりも1日早い金曜日に、2026年ジロ・デ・イタリアが2年連続16回目の外国スタートを切る。
昨年からシェンゲン圏内に入り、今年の元日から通貨がユーロに切り替わったブルガリアにとっては、壮大な観光プロモーションも兼ねている。ユネスコの世界遺産に登録された、黒海の上に突き出す小さな半島ネセバルから、初日のプロトンは走り出す。その後も1日中、深い青に縁取られた海に寄り添い、白砂のビーチリゾートや雄大な断崖絶壁を堪能する。つまり道は全体を通して平坦基調ながら、海岸線特有のうねる道と、海風には注意したい。
ネセバルからしばらく南に進んだ一行は、フィニッシュ地ブルガスを一旦通過する。さらに南に下ると、「22.1km×2周回」に突入だ。このサーキットでは4級アガリナ岬×2回で、大会最初の山岳ジャージ争いが繰り広げられる。また1周回目の中間ポイントでは、マリア・チクラミーノ候補者たちが大会最初の脚試し。1966年に導入されたポイント賞は、今年で60周年を迎える。
2周回目の出口の、残り32.3kmには、「ボーナスタイム」を掛けたレッドブルKMポイントも登場。3週間後のマリア・ローザをめぐる奪い合いも、早々に勃発するかもしれない。
バルカン半島の南東に位置するこの国が、ワールドツアーのプロトンを迎え入れるのは史上初めて。ただ歴史と伝統あるツアー・オブ・ブルガリアで幾度も大集団フィニッシュの舞台となってきたブルガスでは、今回のジロでも、高速のスプリント合戦が巻き起こるに違いない。海岸沿いに広がる庭園シーガーデンの側を駆け上がるラスト1kmは、軽い上り基調だ。
text:宮本あさか
| 残り距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 48 km/h | 46 km/h | 44 km/h | 48 km/h | 46 km/h | 44 km/h | ||
| 147.0 km | オフィシャル スタート |
14:00 | 14:00 | 14:00 | 20:00 | 20:00 | 20:00 |
| 62.7 km | 4級山岳 | 15:47 | 15:51 | 15:56 | 21:47 | 21:51 | 21:56 |
| 57.0 km | 中間SP | 15:54 | 15:59 | 16:04 | 21:54 | 21:59 | 22:04 |
| 40.6 km | 4級山岳 | 16:15 | 16:20 | 16:27 | 22:15 | 22:20 | 22:27 |
| 32.3 km | レッドブルKM | 16:24 | 16:31 | 16:38 | 22:24 | 22:31 | 22:38 |
| 0.0 km | フィニッシュ | 17:04 | 17:12 | 17:20 | 23:04 | 23:12 | 23:20 |
