モビスター チーム詳細
モビスター チームMovistar Team
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現在のプロロードチームの中で最も古い1980年に創設されたスペインチーム。チーム名はレイノルズ、バネスト、イバネスト、イレスバレアルス、ケスデパーニュを経て2011年からモビスターとなる。象徴的存在だったアレハンドロ・バルベルデ(スペイン)が引退し、エンリク・マス(スペイン)がその後継者と期待されているものの、ブエルタ・ア・エスパーニャで総合2位3回と栄冠まで今一歩。
ビッグニュースは2014ジロ・デ・イタリア総合優勝のナイロ・キンタナ(コロンビア)を呼び戻したこと。キンタナは2012年にモビスターでプロデビューし、ジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスでエースとして参加。ツール・ド・フランスは区間3勝、2013年と2015年に総合2位になっている。2020年にフランスのアルケア・サムシックに移籍したが、2023年は薬物使用で所属チームなし。そんなキンタナに声がけしてツール・ド・フランスでの山岳ステージで期待をかける。
2024シーズンはアレクサンデル・アランブル(スペイン)がスペイン選手権を制してナショナルチャンピオンになり、スペインの国旗をあしらったジャージでツール・ド・フランスに出場予定。春には落車骨折したが、シーズンの最もいいところで完全復活した。
2024ジロ・デ・イタリア第6ステージではペラヨ・サンチェス(スペイン)がスーダル・クイックステップのジュリアン・アラフィリップ(フランス)、ジェイコ・アルウラーのルーク・プラップ(オーストラリア)を制して優勝。フェルナンド・ガビリア(コロンビア)も有力スプリンターとして健在。
スペイン選手やスペイン語圏の選手が多いが、ダヴィデ・フォルモロ(イタリア)もエース級。UAEチームエミレーツではポガチャルの頼もしすぎるアシスト役を務めた。マスとキンタナのアシスト役を務めるとともに、自らの勝利を狙って動ける可能性がある。
text:山口和幸