フィリップ・ジルベール

Lotto Soudal
ベルギー

フィリップ・ジルベールPhilippe GILBERT

フィリップ・ジルベール
PROFILE
チーム
ロット・スーダル
生年月日
1982年7月5日
身長/体重
178cm/75kg
国籍
ベルギー
Strava
P G
Twitter
@PhilippeGilbert
Instagram
philippegilbertofficial
  • 【Past results】
  • UCIワールドツアー:2011年総合首位
  • 世界選手権:2012年ロードレース優勝
  • ジロ・デ・イタリア:2015年総合敢闘賞、区間通算3勝
  • ツール・ド・フランス:区間1勝
  • ブエルタ・ア・エスパーニャ:区間通算7勝
  • 2008年・2009年:パリ〜トゥール優勝
  • 2009年・2010年:イル・ロンバルディア優勝
  • 2010年・2011年・2014年・2017年:アムステル・ゴールドレース優勝
  • 2011年:リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ優勝、ブラバンツ・ペイル優勝、ラ・フレーシュ・ワロンヌ優勝、クラシカ・サンセバスチャン優勝、GPケベック優勝、国内選手権個人タイムトライアル優勝
  • 2011年・2012年:国内選手権ロードレース優勝
  • 2014年:ツアー・オブ・北京総合優勝
  • 2017年:ロンド・ファン・フラーンデレン優勝、オキシクリーンクラシック・ブルッヘ〜デパンネ優勝、ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ複合賞、ドワーズ・ドール・フラーンデレン2位、E3ビンクバンク・クラシック2位
  • 2018年:E3ビンクバンク・クラシック2位、ロンド・ファン・フラーンデレン3位、グランプリ・ディスベルグ優勝
  • 2019年:ツール・ド・ラ・プロヴァンス区間優勝、パリ〜ルーべ優勝
  • 2022年:キャトルジュール・ド・ダンケルク区間優勝

プロ20年目の区切りの年は、現役最後のシーズンでもある。5大モニュメント全制覇には、最後まであと1つ足りなかった。ただし稀代のクラシックハンターのキャリアは、何一つ欠けることのないほど、満ち足りている。


若き日は、あまりに勇敢に遠くから単独アタックをかけ、最後に息切れしてしまうことも多かった。最初に芽が出たのは落ち葉のスプリンターズクラシック連覇で、次に名を挙げたのは落ち葉のクライマーズモニュメント連覇だった。


2011年春には、「狙い通り」に、アルデンヌクラシック同一年全制覇を成し遂げた。2004年レベッリンに続く史上2人目の快挙。ただし本人に言わせれば3戦全勝ではなく、むしろ直前のブラバンツ・ペイルと合わせて春クラシック後半戦4勝全勝なのだとか。


一番の得意はアムステルだった。自己分析では「テクニカルで短坂続き」なコースが脚質にぴったり。本戦を4度制し、同じ最終坂を使用した世界選手権ではアルカンシェルジャージも手に入れた。


若き日の攻撃的姿勢に立ち返り、石畳を56kmもひとりで爆走し、2017年にはフランドルを勝ち取った。2019年はやはりラスト65kmでアタックに転じ、1日の終わりに、大きな石畳トロフィーを天に突き上げた。

text:宮本あさか

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