ダリル・インピー
Israel - Premier Tech
ダリル・インピーDaryl IMPEY
PROFILE
- チーム
- イスラエル・プレミアテック
- 生年月日
- 1984年12月6日
- 身長/体重
- 181cm/70kg
- 国籍
- 南アフリカ共和国
- Strava
- Daryl Impey
- @darylimpey
- daryl.impey
- 【Past results】
- ツール・ド・フランス:区間1勝
- 2007年:アフリカ競技大会ロードレース優勝
- 2008年:ヘラルド・サン・ツアー区間優勝
- 2009年:ツアー・オブ・ターキー総合優勝&ポイント賞
- 2011年:国内選手権個人タイムトライアル優勝
- 2012年:イツリア・バスクカントリー区間優勝、ツアー・オブ・スロベニア区間優勝
- 2013年:国内選手権個人タイムトライアル優勝、イツリア・バスクカントリー区間優勝、バイエルン一周区間優勝
- 2014年:国内選手権個人タイムトライアル優勝、ツアー・オブ・アルバータ総合優勝
- 2015年:ツアー・ダウンアンダー ポイント賞、国内選手権個人タイムトライアル優勝、ブエルタ・ア・ラ・リオハ2位
- 2016年:国内選手権個人タイムトライアル優勝
- 2017年:国内選手権個人タイムトライアル優勝、ボルタ・ア・カタルーニャ区間優勝
- 2018年:ツアー・ダウンアンダー総合優勝、国内選手権ロード&個人タイムトライアル優勝、クリテリウム・デュ・ドーフィネ ポイント賞、カデル・エヴァンス・グレートオーシャン・ロードレース3位
- 2019年:ツアー・ダウンアンダー総合優勝、国内選手権ロードレース&個人タイムトライアル優勝、カデル・エヴァンス・グレートオーシャン・ロードレース3位
- 2020年:国内選手権個人タイムトライアル優勝、カデル・エヴァンス・グレートオーシャン・ロードレース3位
父から「スプリントに強くなれ」と言われて大きくなった。自らのオールラウンダーとしての選手生活で最も有効なテクニックは、やはり「スプリント」だと自信を持つ。
ただしスプリントに落車はつきもの。2009年トルコ一周では、リーダージャージを着ていながら、最終日大集団スプリントで他選手から落車させられた。背骨と顎骨を折り、前線復帰まで5か月かかった。2012年8月ハンブルグでも集団スプリント中に転がり落ち、肋骨を数本骨折してシーズン終了。昨5月のアンダルシア一周最終日は、間違いなく勝利へ向かってスプリントしている最中に……まさかの落車。骨盤と鎖骨を折る「人生最大の大怪我」を負った。
そこから前線復帰にはやはり5ヶ月を要した。完全復活を本人が実感できたのは、さらに3ヶ月先だった。なにより、嬉しかったことは、「自転車に乗ることを楽しめている」と再認識できたこと。平均年齢30歳と、ワールドチームの中で最もベテラン揃いの集団の中でも、最年長の37歳。得意のスプリント力を武器に、まだまだ輝き続けるつもりだ。
text:宮本あさか