アトランタ・ブレーブス(ナショナルリーグ東地区) チーム紹介

アトランタ・ブレーブス

TEAM INFORMATION

基本情報

創設
1871年
監督
ブライアン・スニッカー
スタジアム
トゥルーイスト・パーク(2017年開場)
収容人員
4万1084人
優勝回数
ワールドシリーズ優勝4
リーグ優勝18回
地区優勝23回
過去在籍した日本人選手
川上憲伸、斎藤隆
過去5年間の順位
2023年
東地区優勝 地区シリーズ敗退
2022年
東地区優勝 地区シリーズ敗退
2021年
東地区優勝 ワールドシリーズ優勝
2020年
東地区優勝 リーグ優勝決定シリーズ敗退
2019年
東地区優勝 地区シリーズ敗退

1871年に創設された歴史ある球団であり、当時の名称はボストン・レッドストッキングス。1876年に発足したナショナル・リーグのオリジナルメンバーであり、一時期はフェンウェイパークを本拠地としたこともある。


ちなみに、ナショナル・リーグ初年度の球団名はボストン・レッドキャップス。1912年に初めて球団名をブレーブスとすると、1953年に本拠地をミルウォーキーへ移転し、さらに1966年に本拠地を現在のアトランタへと移した。


初のワールドシリーズ制覇は1914年まで遡り、これまでリーグ優勝は18回を数える。かつてはキャリアのほとんどをブレーブスでプレーしたハンク・アーロンが在籍し、1974年にはベーブ・ルースを抜いて当時のMLB通算最多本塁打記録を樹立。


グレッグ・マダックス、ジョン・スモルツ、トム・グラビンら名投手に加え、チッパー・ジョーンズといったレジェンドを擁した、1990年代から2000年代前半には、11シーズン連続地区優勝の黄金期を築く(ストライキで短縮シーズンとなり、プレーオフの行われなかった1994年を除くと、実質的には1991年から14季連続地区優勝)。


2016年から監督を務めるブライアン・スニッカー政権下でも、2018年から2023年にかけて6年連続地区優勝を果たすなど、ナ・リーグ東地区の絶対王者として君臨しており、ミスター・ブレーブスこと、フレディ・フリーマン(現ドジャース)を擁した2021年には4度目のワールドシリーズ制覇を成し遂げている。


2024年も東地区優勝候補の筆頭であることに変わりはなく、チームで中核を成す面々は不動であり、ローテーションにはトレードで獲得し、その後、契約延長した実績十分の先発左腕クリス・セールが加わった。


それだけに、スペンサー・ストライダーがサイ・ヤング賞レベルのパフォーマンスを維持し、こちらもサイ・ヤング賞候補に名の挙がるマックス・フリード、そして大ベテランのチャーリー・モートンがケガなく1シーズンに渡りローテーションを守り続けたと仮定すると、3シーズン連続での100勝以上も十分視野に入ってくる。ナ・リーグのペナントをかけ、大谷翔平と山本由伸の入団したドジャースと双璧をなす存在になると見るべきだろう。


本拠地のトゥルーイスト・パークは2017年の開場で、MLBでは2番目に新しく、ナショナル・リーグでは最新のボールパーク。2021年から2023年にかけての統計では、本塁打の出やすさは平均を大きく上回るものの、三塁打は出難く、スタットキャストによる同時期のパークファクターは101と、打者にやや有利な指数に留まっている。

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