マット・オルソン
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マット・オルソン
Matt Olson
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所属
アトランタ・ブレーブス
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ポジション
内野手
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生年月日
1994年3月29日
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身長/体重
196cm/104kg
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投打
右投左打
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出身
ジョージア州
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プロ入り
2012年ドラフト1巡目追補
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年俸
2200万ドル(約33億円)
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主なタイトル・表彰
本塁打王(2023年)
打点王(2023年)
ゴールドグラブ賞:2回(2018・19年)
シルバースラッガー賞(2023年) -
2023年成績
- 打率
- .283
- 本塁打
- 54
- 打点
- 139
- 盗塁
- 1
地元ジョージア出身、好守強打のスラッガー
MLB屈指のパワーで長打を量産しつつ、抜群の選球眼で多くの四球を生み出す。ブレーブス移籍初年度の2022年は、162試合に出場し、44二塁打(リーグ2位)、34本塁打(リーグ8位)、103打点(リーグ4位)と、期待通りの数字を残す。
続く、2023年は持ち前のパワーを爆発させ、54本塁打、139打点で本塁打と打点の打撃二冠を獲得し、自身初のシルバースラッガー賞に輝いた。一塁手としてMLBトップクラスの守備能力を持っており、2018年から2年連続でゴールドグラブ賞を獲得したほか、2021年と2023年にはオールスターゲームに選出されている。
高校時代から注目選手だったオルソンは、当初、高校卒業後はヴァンダービルト大学へ進学を予定するも、2012年ドラフト1巡目でオークランド・アスレチックスから指名されプロ入りを決断。
入団後、2016年にMLB契約を結び、同年9月にMLBデビューを果たす。2017年以降、出場機会を増やすと、2018年以降はアスレチックスのスタメン一塁手に定着し、チームの主軸として突出した打撃成績を残すかたわら、守備面では前述した2回のゴールドグラブ賞受賞に加え、2019年にはフィールディングバイブル賞を獲得。
2022年3月14日に、1対4のトレードでブレーブスに入団すると、その翌日に8年1億6800万ドル(当時約200億円)でブレーブスとの契約延長に合意。ちなみに、これは契約延長の額としては、前任者でありミスター・ブレーブスとして活躍したフレディ・フリーマンが2014年に結んだ8年1億3500万ドル(当時約160億円)を抜く球団史上最高額だった。
チッパー・ジョーンズのプレーを見て育ったオルソンは、この契約について「即決だった。全ての確認項目にチェックが入っているようなもの。ワールドシリーズに勝ったばかりのチームで、若くて良い選手が核になっている。ここは僕のホームタウンで、僕の家族はアトランタに住んでいる。チェック項目はまだまだ続くんだ」と述べた。
そして、不可避とも言えるフリーマンとの比較については、「もちろん、フレディは素晴らしいプレーヤーだ。でもそれは、僕がここでやることに影響しないよ。僕はマット・オルソンであるためにここにいるのであり、僕がコントロールできるのは、それが全てなんだ」と、実直に語っている。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算