トロント・ブルージェイズ(アメリカンリーグ東地区) チーム紹介
トロント・ブルージェイズ
TEAM INFORMATION
基本情報
- 創設
- 1977年
- 監督
- ジョン・シュナイダー
- スタジアム
- ロジャーズ・センター(1989年開場)
- 収容人員
- 4万1500人
- 優勝回数
- ワールドシリーズ優勝2回
リーグ優勝2回
地区優勝6回
- 過去在籍した日本人選手
- マイケル中村、大家友和、五十嵐亮太、川崎宗則、青木宣親、山口俊、加藤豪将、菊池雄星
- 過去5年間の順位
-
- 2024年
- 東地区5位
- 2023年
- 東地区3位 ワイルドカードシリーズシリーズ敗退
- 2022年
- 東地区2位 ワイルドカードシリーズシリーズ敗退
- 2021年
- 東地区4位
- 2020年
- 東地区3位 ワイルドカードシリーズシリーズ敗退
1977年のMLBエクスパンションでマリナーズとともに誕生した、現在MLBで唯一カナダに本拠地を置く球団。球団名であり、ロゴにもあしらわれているブルージェイ(青カケス)はカナダの国鳥。
なお、当初はサンフランシスコ・ジャイアンツを買収した上で、本拠地をカナダに移す形でのMLB参入を画策するも、紆余曲折あり、新球団を設立するに至った経緯がある。世が世なら、トロント・ジャイアンツだった可能性もあった。
1980年代にはMLBの先駆けとして、ドミニカ共和国に育成システムを築いており、1985年に初の地区優勝を果たすと、1992年と1993年にはワールドシリーズを連覇した。しかし、それ以降は2015年の地区優勝までポストシーズン進出から遠ざかる時代が続いた。
ブラディミール・ゲレーロJr.やボー・ビシェットら若手の台頭と、積極的な補強が噛み合った2020年代はプレーオフの常連となっており、2022年と2023年は、ワイルドカードながら2シーズン連続でポストシーズンに進出。
特に2023年は、エースのアレック・マノアの不振という誤算がありながらも、ケビン・ガウズマン、クリス・バシット、ホセ・ベリオス、そして菊池雄星がソリッドな先発ローテションを築き(チーム防御率はリーグ2位)、激戦となったア・リーグ東地区からのプレーオフ進出を果たした。
しかし、さらなる飛躍が期待された2024年は74勝88敗とまさかの失速。捲土重来を目指す2025年は、オフシーズンにサイ・ヤング賞3回のマックス・シャーザーを獲得し、既にメジャー屈指のレベルだった先発ローテーションをさらに充実させたほか、イーミ・ガルシアとジェフ・ホフマンの獲得でブルペンのスケールアップにも成功。
また、昨季ア・リーグ2位の44本塁打をマークしたアンソニー・サンタンデールをロースターに加え、打線の火力アップも実現。陣容だけを見ればプレーオフ進出は現実的な目標と言えそうだが、中心選手のゲレーロJr.とビシェットが契約最終年となるため、シーズン前半の成績如何では夏場のトレードで売り手に回り、チーム再建モードにシフトする可能性も決して低くはない。
1989年より使用している(短縮シーズンとなった2020年は別球場を使用)本拠地の『ロジャースセンター』は、北米4大スポーツでは史上初の開閉式ドームスタジアム。スタットキャストによる直近3シーズンのパークファクターは丁度100と、数字上は投手、打者のどちらにも平等なスタジアムとなっている。
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