ヴィクトリーナ姫路
プロフィール
- 呼称
- 姫路
- ホームタウン
- 兵庫県姫路市
- ホームアリーナ
- ヴィクトリーナ・ウインク体育館
- 創設
- 2016年
- 成績
- 2020-21シーズン Vリーグ DIVISION1 10位/レギュラーラウンド12位(4勝17敗)
2021-22シーズン Vリーグ DIVISION1 11位(8勝25敗)
2022-23シーズン Vリーグ DIVISION1 12位(5勝28敗)
2023-24シーズン Vリーグ DIVISION2 1位/レギュラーラウンド1位(18勝0敗)
2024-25シーズン SVリーグ 6位/レギュラーシーズン6位(27勝17敗)
- 公式SNS





















2016年にチームが発足し、2018-19シーズンから当時はV.LEAGUEのDIVISION2に参戦すると、初年度で優勝を飾る。その後、着々とステップアップを果たし、トップカテゴリーへ。
V.LEAGUE最終年となった2023-24シーズンは前年度の結果から降格し、DIVISION2で戦うことになったが、そこではシーズン無敗優勝を果たし、2024-25シーズンから参戦が決まっていたSVリーグへ弾みをつけた。
そして昨年末には、令和6年度皇后杯 全日本バレーボール選手権大会で初優勝。トップカテゴリーにおいてはチーム史上初となる国内タイトル獲得に選手、スタッフ、関係者たちは歓喜した。
とはいえ、「姫路から世界へ」をミッションに掲げるように、チームがつづるサクセスストーリーの真っ只中。昨季はチャンピオンシップ進出を果たすも、クォーターファイナル敗退、最終成績は6位だった。それだけに今季こそはリーグタイトルをにらんでいる。
昨季の飛躍を支えたエースの井上愛里沙は現役を引退し、姫路のU15チームの指導者に転身した。その穴を補うように、今季にむけてはAstemoリヴァーレ茨城から、野中瑠衣が移籍加入、さらに女子韓国代表のエースだったイ・ジェヨンを招き入れた。
また、守備面では昨季はイタリア・セリエAの強豪ミラノでプレーした、リベロの福留慧美が国内復帰。日本代表でも証明している世界レベルのディフェンス力を新天地でも発揮する。
同様に日本代表でも攻守双方で活躍している宮部藍梨は姫路においても中心的存在。これまではミドルブロッカーとしてプレーしてきたが、今季はオポジットとして登録されている。実際に今夏の代表活動でもオポジットに入るシーンがあった。
その宮部と同じく、ミドルブロッカーとオポジット両方でプレーできるのが今年1月に東京の名門・下北沢成徳高校から入団した河俣心海。身長183cmの高さは魅力で、複数のポジションをこなせることはチームにとって戦術の幅が広がる好材料だ。
選手起用も含めて、名将アビダル・セリンジャー監督がいかなる采配を振るか。今季も姫路のみどころである。
TEXT:坂口功将