木村 星南
日本代表選手紹介

木村 星南
Sena KIMURA
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生年月日
1999年6月24日
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出身
大阪府
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所属
東芝ブレイブルーパス東京
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ポジション
PR(プロップ)
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身長/体重
175cm/105kg
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主な経歴
大阪産業大学附属高校→東海大学
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日本代表キャップ
0
※2025年6月1日時点
連覇したブレイブルーパスのセットを支えた若き左PR
大阪産業大学附属高校に入学し、ラグビーを始めた。ケガもあり、高校1・2年ではほとんど試合に出られず、花園など全国大会の出場経験はなかった。
東海大学に進学後、1年の秋に関東大学ジュニア選手権決勝へ出場するが、その後、ケガをしてしまい、大学2年は試合に出ることは叶わず、3年時も関東大学リーグ戦で2試合にリザーブから出場したのみにとどまった。
だが、最終学年になると、関東大学春季大会の2試合で1番をつけて出場するなどレギュラーを争った。そして、秋のリーグ戦では6試合の先発を含め、1番として7試合に出場し、大学選手権の準々決勝、準決勝でも1番をつけ主力として活躍した。
大学卒業後もラグビーを続けたいと思っていたが、東芝ブレイブルーパス東京の採用担当が東海大学の練習に来ていて、目をつけたことがきっかけとなり入団した。2022-23シーズンは開幕戦から1番をつけて出場し、12試合の先発を含む15試合でプレーして、一気にチームの中核として存在感を示した。
2023-24シーズンもリーグ戦12試合に出場、プレーオフ2試合でも先発し、スクラム、ラインアウトといったセットプレーを支えて、リーグワン初優勝に貢献。自身も初となるベスト15を受賞した。2024-25シーズンも19試合で1番を背負い連覇に貢献し、2季連続でベスト15にも選出された。
2024年は当初は代表に名前がなかったが、7月に追加ながら初招集。たが、コンディション不良のため離脱してしまい、初キャップはならなかった。2025年はリーグワンでさらなる自信もつけた。まずは初キャップを目指し、代表定着を目指す。
◆「星南」という名前は、両親が南十字星のように輝いてほしいという願いから付けられたという。東京サントリーサンゴリアスのPR中野幹は東海大学の2年先輩で、1・2年の時は同部屋で仲が良かった。
高校時代は警察官になりたかったという。大学では体育学部ではなく、文学部の英語文化コミュニケーション学科を卒業。好きなアーティストはMr.Childrenでよく聴いている。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU