サム・グリーン
日本代表選手紹介

サム・グリーン
Sam GREENE
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生年月日
1994年8月16日
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出身
オーストラリア
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所属
静岡ブルーレヴズ
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ポジション
SO(スタンドオフ)
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身長/体重
178cm/88kg
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主な経歴
ブリスベングラマー高校→レッズ、豊田自動織機
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日本代表キャップ
0
※2025年6月1日時点 -
X(旧Twitter)/Instagram
日本でプレーし10年目。3拍子そろった攻撃的司令塔
ブリズベンで生まれ、6歳でラグビーを始めた。運動神経が抜群で、水泳や陸上では学校でトップになるほどで、クリケットもやっていたという。その後ラグビーに専念し、2011年にはクイーンズランドの高校代表に選ばれた。当時から正確なキックに定評があり、将来を嘱望された逸材で、2012年にはオーストラリアの高校代表にも選出されている。
2015年にレッズでスーパーラグビーデビューし、6試合に出場した。2016年に豊田自動織機でプレーし、2018-19シーズンは得点王に輝いた。2020年からはヤマハ発動機でプレーし、SOやFB(フルバック)としてゲームをコントローラーとしてプレーしている。
2022シーズンは主に10番として11試合に出場、2022-23シーズンはSOやFB(フルバック)として10試合に、2023-24シーズンは11試合に出場して攻撃をけん引した。2024-25シーズンはカテゴリAとなり、14試合に先発してブルーレヴズのプレーオフ進出に大きく貢献した。
パス、キック、ランと3拍子そろったBK(バックス)。プレースキックにも定評がある。2025年、15人制トレーニングスコッド合宿に参加し、そのまま念願の日本代表入りを果たした。2027年、母国で開催されるワールドカップに向けて、ジャパンの司令塔候補として名乗りをあげたい。
◆愛称は「サミー」。趣味はゴルフ、釣りとサーフィン。ゴルフはブルーレヴズのチームメイトとプレーし、最高スコアは72の腕前だ。日本に来てからお風呂に入るのが好きになった。2022年春、静岡で恋人にプロポーズし、2023年に結婚式を挙げた。2023年のワールドカップでの日本代表入りも目指したが、コロナ禍の影響で実現しなかった。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU