木田 晴斗
日本代表選手紹介

木田 晴斗
Haruto KIDA
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生年月日
1999年4月9日
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出身
兵庫県
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所属
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
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ポジション
WTB(ウイング)
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身長/体重
176cm/90kg
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主な経歴
関西大倉高校→立命館大学
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日本代表キャップ
0
※2025年8月1日時点 -
ツイッター / インスタグラム
空手で鍛えた体幹とスピードが武器のフィニッシャー
幼稚園の頃から空手をやっていて、小学校では極真空手の世界ジュニア選手権で優勝するなど、日本のトップ選手だった。友だちに誘われて、小学5年から兵庫・宝塚ラグビースクールで競技を始めた。中学から大阪・関西大倉中学に入学するが、ラグビー部がなく自ら部を創設した。2年からは空手を辞め、ラグビーに専念。3年ではキャプテンを務めた。
強豪高校へ進学するか悩んだが、そのまま関西大倉高校に進み、卒業後は立命館大学に進学した。1年から活躍し、ジュニア・ジャパンと、U20日本代表に選ばれ、トライを挙げるなど活躍した。チーム事情によりWTBだけでなく、CTB(センター)としてもプレーし、4年時はキャプテンも務めた。
2022年春に大学を卒業し、スピアーズに入団すると、練習試合のパフォーマンスが評価されて、4月には試合に出場。デビュー戦でトライをあげるなど、5試合に出場した。
2022-23シーズンは16試合に11番をつけて出場し、リーグ戦で16トライを挙げ、トライランク2位。プレーオフ決勝でもトライを挙げ、スピアーズのリーグワン初優勝に貢献した。
惜しくも新人賞は逃したものの、ベスト15とベストラインブレイカーを受賞し、その勢いのまま日本代表にも招集された。ただ、ケガの影響もあり、キャップ獲得とワールドカップ出場の機会はなかった。
2023-24シーズンは9試合で4トライ、2024-25シーズンは開幕から11番で先発していたが、シーズン前半にケガをしたこともあり、7試合の出場にとどまったが5トライを挙げている。
50m6秒2のスピードだけでなく、フィジカルが武器のフィニッシャー。空中戦も強く、左足のキッカーでもある。2025年8月、エディージャパンとなってからは初めて、そして2年ぶりに日本代表に招集された。
◆大学では情報理工学部で学んでいた。あこがれの選手はニュージーランド代表WTBセブ・リース。好きな食べ物はパスタ、グレープフルーツジュース。嫌いな食べ物はパクチー。好きな映画は「ワイルドスピード」。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU