ファカタヴァ アマト
日本代表選手紹介

ファカタヴァ アマト
Amato FAKATAVA
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生年月日
1994年12月7日
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出身
トンガ
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所属
リコーブラックラムズ東京
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ポジション
NO8(ナンバーエイト)
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身長/体重
195cm/118kg
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主な経歴
ティマルボーイズ高校→大東文化大学
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日本代表キャップ
14 ※2023年ワールドカップ日本代表
※2025年8月1日時点
ワールドカップで大活躍。突破力に長けたバックファイブ
トンガ出身で、11歳でラグビーを本格的に始める。現在も一緒にリコーでプレーする双子の兄、FL(フランカー)タラウとともにニュージーランドの高校に留学。20歳で来日し、大東文化大学に進学した。3年時に関東大学リーグ戦1部で優勝を果たし、全国大学選手権ではベスト4進出に貢献した。4年生になると、関東学生代表に選出された。
大学卒業後、同じトンガ出身で大東文化大学ラグビー部の先輩、カウヘンガ・桜・エモシの勧めもあり、兄とともにリコーに入団。2020年2月2日、第4節のNTTコミュニケーションズ戦に先発出場でトップリーグデビューを果たし、2試合に出場した。
2年目となった2021シーズンはチャンスに恵まれず、2試合の出場に終わってしまったが、2022シーズンは8試合に出場した。リーグワンで徐々に力をつけていき、2022-23シーズンは16試合すべてにバックローとして先発出場し、一貫性のあるパフォーマンスを見せて日本代表に初招集された。
スピードと力強さを兼ね備えた、抜群の突破力を誇っており、2023年夏の5試合はLO(ロック)として出場し、トライを挙げるなど大ブレイクした。フィジー代表戦でケガをしたものの、見事に2023年フランス大会のワールドカップスコッドに選ばれ、本大会では全4試合に出場し、3トライを挙げるなど輝きを見せた。
2023-24のリーグワンでは13試合に先発し、入替戦でも2トライを挙げ、チームの残留にも貢献。2024-25シーズンも13試合に出場した。昨年はケガのためキャップを重ねることができなかったが、2025年は7月のウェールズ代表との第1テストマッチで先発した。BK(バックス)にも引けを取らないスピードと力強さを武器に勝利に貢献する。
◆好きな日本食は味噌ラーメンと、寿司のネギトロとサーモン。ニックネームは「マト」。カラオケでは長渕剛の「乾杯」が十八番で、ワールドカップでも「とんぼ」が試合前に流れた。5人兄弟の次男で、三男のソセフォはコベルコ神戸スティーラーズでプレーしている。2024年、日本国籍を取得し「ファカタヴァ アマト」となった。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU
QUESTION
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Q.今ハマっている趣味や特技は?
キャンプと単にリラックスすること
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Q.おふくろの味は?
愛のこもった味
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Q.試合前によく聞く曲は?また、その曲のどんな所がおすすめですか?
トンガの教会の曲と長渕剛のトンボ
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Q.代表の中で、あなたが推したい注目の選手は?その理由も教えて下さい。
リーチ マイケルはフィールド上でハードワークする皆が尊敬できる選手
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Q.あなたにとって、日本代表とは?
このチームは私にRWCでプレーする機会を与えてくれたし、この素晴らしい国のためにプレーする機会を与えてくれたので、多くを意味します。キャンプや試合のすべては、私の心に深く根付いた今後も忘れられない思い出となっています。
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Q.自分のプレーの1番の強み、見てほしい所は?
ボールキャリーの技術とタックル
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Q.2年後の27年W杯への誓い
チーム一丸となってワールドカップ2027で優勝が達成できるよう、より一層のハードワークを誓う
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Q.もしラグビーをしていなかったら、どんなスポーツしていた?
多分ボクシング